平成30年９月7日（金）さぬき市寒川農村環境改善センター

　このフォーラムは農業現場の活性化につなげていこうと、さぬき市農業委員会などが開催している。5
回目の今年は、地域の農業者をはじめ、本校の園芸デザイン科・生産経済科の１年生男女６０人が参加し、出席者約１００人で実施された。
　基調講演では、「限界集落の再生」と題して、大空のうえん園長の方から新規就農の経緯や地域農業の現状、地域の人たちとの関わり合いや成功事例、失敗事例等の講話を聞いた。
　グループ討議では、参加者が１０班に分かれ、農業に対するイメージのほか、今後の課題について講演内容も踏まえながら意見交換した。討論後はグループごとに生徒の代表が発表し、「農業は、しんどい面があるが、地域農業の現状を知り、就農への道には支援もあり、若い人達を受け入れる機会があることを知った」などと述べた。参加した生徒は「実際に農業をしている方と話す機会は貴重で、農業への関心が高まった。工夫次第で可能性が広がる分野であることも分かり、前向きな気持ちになれた」と感想を述べた。