生徒の学習を支援するコンピュータ等の活用方法
観音寺市立観音寺中学校
総合学習(2年)「職業教育(キャリア教育)」の活用例・・・教室,ノートPC利用
 総合的な学習(職業教育2年)のまとめにパワーポイントを使って,職場体験の様子を交流しあう活動に利用した。個々が職場体験の発表するとき,教室でプロジェクタを利用し,提示することで,生徒の興味が深められ,発表内容が深まると考えた。
(1) 職場体験事前指導 講師を招いたマナー講座,職場の自己開拓,事前訪問など
(2) 職場体験 1週間の体験学習(職場で実際に働く)
(3) 職場体験事後指導 働くことについて考える授業の中で,教室でプロジェクタを利用(プレゼンソフトで生徒の職場風景を紹介)
学習指導過程
学習内容及び学習活動 教師の支援と評価
職場体験を振り返り本時の目標を確認する。
友だちの体験を知る。
体験した苦労を発表する。
良かったこと学んだことを発表する。
働く価値をカードで自己選択し,話し合う。
カードを選び,選んだ理由をつけて発表する。
授業の感想を書く。
感想を発表する。
まとめ
発表は共感しながら聞き,どんな仕事にも苦しみと喜びがあることを確認するために教師のコメントを付け加えたり,発表者や友達に感想や意見を求めたりする。
あらかじめ,苦労したこと,働く喜びの2種類に分けた発表に焦点を絞り,教師側が意図した発表順にしておく。
プロジェクタを利用し,友だちの職場体験の様子を画面で見せ,臨場感をもたせる。
カードソート法を使って,自分の考える勤労の価値を選択する。ゲーム感覚で自己の内面を知り理由を考えることで自己の価値観を再認識する。
価値観の相違や考え方の違いを受容的に受け止めるよう助言する。
視点を明確にするため,印象に残った発表について感想を書くよう助言する。
感想を数人発表させ,教師が話をする。
国語科(1年)の活用例・・・パソコン室利用
国語の古典を学習した後,インターネットを使い,調べ学習をすることで発展をねらった。
(1) 教科書を使った古典(「竹取物語」「枕草子」「矛盾」)の学習。
(2) 発展のための調べ学習(インターネット利用)
事前に教師がリンクを貼ったページを準備し,生徒機に配布しておく。生徒は,その中の枠から興味のあることを選び,各自でワークシートに書き込む。学習した以外の作品,作者,成立した時代,異本など,多岐にわたって調べることで古典に対する興味を深める。
back