平成17年度情報教育のまとめ
和光中学校
学年・教科等での活用例
(1) 美術科での活用
第1学年において,体育大会の「よさこいソーラン」で着るTシャツのプリントの絵柄を作成した。できあがった作品を1年生全体で鑑賞し,投票によって1作品を選び,1年生は全員同じ絵柄をプリントしたTシャツを着て踊った。
第3学年において,「ホームページを作ろう」という課題で,コンピュータグラフィックスの学習を兼ねて3学期にする予定。
(2) 技術・家庭科での活用
第2学年において「情報基礎」の領域で,コンピュータの基礎から文書作成機能と表計算機能の学習をおこなった。
ワードを使い,写真をまとめラミネートにして配布した。
パワーポイントで1,2年の時の写真のまとめをさせ,CDに焼いて配布した。
デジカメやスキャナ,ビデオカメラを利用し,写真や動画をまとめホームページを作成し,CDに焼いて配布した。
(3) 理科での活用
天体の学習において,太陽系の天体についてインターネットを利用して調べ学習をした。また,実際に体験できない星の運動を,コンピュータを使ってシミュレーションし,理解を深めることができた。
植物の同定をパソコンにより検索した。
(4) 数学科での活用
グラフのかき方の学習で,コンピュータを使って放物線のシミュレーションをした。
(5) 英語科での活用
外国への行き方をパワーポイントで学習した。
メールの送・受信の仕方の学習が深まった。
(6) 情報モラルに関する指導の研究
情報モラルについては,道徳,技術・家庭科(技術),人権の日を使い学習している。
成果と今後の課題
 本校では,生徒が調べ学習やコンピュータを使った作品づくりでパソコンを使って学習している。インターネットを利用して情報を入手・発信することは今後,増えてくると考えられるが,知らないうちに加害者になったり,だまされて被害者になったりすることがないよう,情報の影の部分も教えておく必要がある。正しく扱うことが求められる。
 すべての教室にパソコンが置かれインターネットを利用できる環境が整ったが,今以上に教師のリテラシーが必要である。今後,職員への研修がさらに必要となってくる。
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