平成20年度(昨年度)の学校評価報告

  学校評価とは…

 学校評価の目的は、@「教育の質の保証と向上」、A「学校運営の改善」、B「信頼される開かれた学校づくり」で、メリットとして、「教育活動の改善」、「教職員の意識改革」、「保護者や地域住民の学校への協力」、「教育委員会による支援の充実」などが考えられます。

 本校では、12月に教職員によって「自己評価」を、1月に高校3年生およびその保護者に対して学校評価アンケートを実施しました。また、2月に学校評議員(元PTA会長、地域代表3名、大学教員、本校OBの計6名)とPTA役員の方にお願いをして「学校関係者評価委員会」を組織し、自己評価、生徒や保護者アンケートの結果などをもとに評価をいただきました。

 

■平成20年度の教育方針・教育目標および重点目標について

 教育方針・教育目標は、21年度のものと同じです。

また、その実現を図るために下記の重点目標を設定しました。

@健康的な生活習慣の確立     A遅刻・欠席を減らす     B挨拶の励行

C環境の美化     Dチャイム始業の実践     E魅力ある充実した授業の実践

Fわかるまで教える補充指導      G中高一貫・人間力養成プロジェクトの推進

H北中から北高への接続改善      IPTA、同窓会や地域との連携強化

J南館外壁の塗装や北館中央トイレの大規模改修

 

  自己評価(教職員による評価)からわかること

○評価の比較的高かった項目

・不登校生徒や生徒指導上等に心配な生徒の組織的対応

・個別指導・小テストなどによる基礎学力の向上

・チャイム始業の実践

・少人数授業等による生徒理解が高まる授業の展開

・英検・漢検等によるコミュニケーション能力、学習意欲の向上

・遅刻入室許可証の活用と遅刻者の減少

・生徒同士、教員・外部の方への挨拶

○評価の比較的低かった項目

・自転車、歩行者の交通マナー、電車内のマナーの向上

・地域への理解、交流

・北中高間の連携

 

  生徒・保護者アンケートからわかること

【高校3年生徒アンケート】

○評価の比較的高かった項目

・部活動に充実感     ・進路学習の機会    ・学校行事は楽しく、積極的に参加

・人権学習の機会     ・進路情報の提供    ・コース選択制は進路実現に役立つ

・面接、小論文の個別指導の効果

○評価の比較的低かった項目

・「北高新聞」「人権・保健・図書館・教育相談だより」を読んでいる

・家庭学習の増加     ・スクールカウンセラーの利用

【高校3年保護者アンケート】

○評価の比較的高かった項目

・部活が盛んで成果も上げている       ・学校行事が盛んである

・清掃がよく行われ校内美化が保たれている  ・電話対応や訪問者への対応

・施設・設備が整っている          ・進路希望に応じた学習指導

・課外授業や個別学習            ・規範意識とマナー

・欠席遅刻早退を減らす取組         ・人権意識高揚への取組

○評価の比較的低かった項目

・積極的な家庭との意思疎通         ・地域社会と連携した奉仕・体験活動

・PTA活動や学校行事への参加しやすさ

 

  学校関係者評価からわかること

 2月25日に学校評議員5名、PTA役員2名、学校教職員7名で学校関係者評価委員会をもちました。学校の現状報告および上記の結果説明を行った後、様々なご意見をいただきました。以下にいくつかのご意見を紹介します。

・ 様々な地域から長い距離を通学して来ている生徒も多く、家族が協力的である姿が十分に伺える。その分、学校側には保護者に向けて、まめに情報発信をしてほしいと思う。

・ 北中においては「学年だより」を発送されていることのようであるが、保護者は大変喜んでいる。特に「子どもへの支援は〜〜です。」とか「ご協力 お願い」の言葉が入り、「親もがんばろう」という気持ちが自然に起きてくる。

・ 子どもの主体性を尊重し、試行錯誤をさせるということと、子どもの安全を確保したり、言うべき事を言うというのは、両立し得ると思う。むしろ、両立させないと、単なる放任になったり、単なる過保護になってしまう。一言で言えば、子どもを上手に見守る姿勢と言えるかもしれない。言うべきことも注意も与えるが、子どもの主体性を大事にするという姿勢は、時に、はらはらしながら、子どもを見守るということであろう。

・北中は、高校受験にとらわれない分、コミュニケーション能力を養う機会を設けたり、英検等の各種の検定も積極的に受けることで、生徒一人一人が自信をつけてほしい。

・今回の会に参加して、中高一貫教育校であるが故の課題や学校経営・運営をしていく上での先生方のご苦労も改めてわかった。保護者の立場では、中学生でありながらも、広い校地内で整った施設・設備を利用することができ、また、各学校行事・部活動等も高校生と一緒に活動できることで視野が広がったのではないかと感じる。

 

■平成21年度の重点目標について

 上記の評価結果から、さらに改善を図る必要があると考えられる項目を、平成21年度の重点目標として掲げました。

@ 主体的な学習の確立         A 魅力ある充実した教科指導

B 交通マナー、通学マナーの向上    C 家庭や地域への情報発信

D 地域のよさを生かした教育活動、PTA活動、同窓会活動の充実

E 北中から北高への接続の改善