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今春も総合学科第二期生200名が入学し、学校では今、1年で最も活気に満ちた新学期が始まりました。4月末ごろには、新入部員も加わってそれぞれの部の活動もにぎやかになるのですが、全学年が一斉に活動できる期間は実はわずかなのです。6月初旬の県高校総体が終われば3年生は事実上引退し、1・2年生の新しいチームで部は活動することになります。四国や全国に出場できる部ばかりではないからです。野球は夏まで、文化部は9月の文化祭あたりまでが活動の主な期間ですが、特に秋以降は3年生の進学・就職が忙しくなることもあり、すべての部、組織が最も活発に活動しているのはわずかにこの4月末から5月一杯、と言っていいほどなのです。上級生と一緒に活動する期間は長くないのです。
 ところで本校は今年を最後に、普通科(国際文化類型含む)、商業科、食物科の学科がなくなり来年からは全学年すべて総合学科になります。86年にわたる歴史とそれぞれの学科が残し伝えてきた伝統も一応のピリオドを打つことになり、その多くは総合学科の後輩に引き継がれることになります。そのDNAを直接受け継いできた最後の3年生が本校にいられる期間もあと10ヶ月程度なのです。最も誇れる、観音寺中央生らしい先輩たちの、外見ではなくその魂の部分をちゃんと引き継いでくれることを願っています。何かにつけて本館正面に掲げられる懸垂幕「新生 中央 『踏み出せ 未来への第一歩』」のスローガンは、先輩から後輩へと託す熱い想いのメッセージでもあるようです。

校長  三谷雅樹