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生きる力を育てる社会科の新しい学力」の提案

− 情感形成を土台とした共鳴・共感の場づくり−

長門市立俵山中学校 教諭 小林 宏徳

 本年度、県社会科教育研究大会公民的分野で発表した内容をもととして、共鳴共感・情感形成を大切にした授業の方法を簡単に発表させていただく。

 今日の社会変化にともなう膨大な知識と情報の洪水の中で、主体的に生き抜く力を育てるために「自分で課題を見つけ、自ら考え自ら問題を解決していく力」の形成に取り組んできた。さらに、自己管理能力を高め、その生徒の持てる力を伸ばす方法として自己評価活動を取り入れ「自分を見つめる眼」を育てようと努力してきた。その中で、生徒たちは個性の多様化に即応したさまざまな学習スタイル・学習スペースを保障する授業形態を求め、既得の認識形態を応用し、直感力で瞬時に全体を把握する創造力豊かな学習能力もつけはじめている。

 しかしながら生徒の変容はプラス面だけではないことも事実である。学習したことがらが、人間としての実践的な力として根づいてはおらず、人間関係などさまざまな問題を表出している。学習の課題追求において、「主体的に取り組み、自ら課題を解決していく」力として技術論の磨きあいを優先させたからであろうか。

 社会科のねらいは、「よりよい社会を形成する公民としての資質を育てる」ことにある。そして、そのねらいを端的に表現するとしたら「他者の思いを大切にした共鳴し共感しあう場としての社会形成」に他ならない。わたしは、社会科学習の土台として、情感形成を現在考えている。人にやさしい・自然にやさしい・情感を豊かに形成していくことが、生徒の心と結びついた学力として生きる力となると考えたのである。今日までの新学力観は「生徒の内発的動機づけ」を大切にしたとはいえ、それは、学習の情動レベルの発進を第一義的に考え、感動する心、公正さを大切にする心、他人を思いやる心の育成を進める手法が不足していた。これらの力は、共鳴し共感する学習活動をとおして情動を磨いて得られる心の知性=情感である。この情感の形成過程そのものを学力としてとらえるべきだと考えたのである。大きな授業構造の変革=生きる力を育てる社会科の新しい学力観の創造であるが、まだ研究の初歩段階であるので、説明不足の点も多く荒い部分もあるので、御感想と御意見をいただければありがたい。

 

  1. 仮説

理性と心の力(情動)を結びつける方法が必要である。脳の旧皮質と新皮質の効果的な連携づくりをめざすことが、「生きる力」を育てることになるのではないか。

必要最小限の知識の吟味を行ない、知識の成立過程( 歴史的・地理的要因 )を明確にしながらも、生徒一人一人が自分の「思い」・「感情」=情動をもととする学習から出発し、知識獲得の旅に向かう学習単元を用意する必要がある。

他者のよさをつかむ心や感動する心・他人を思いやる心・公正さを大切にする心などを学力としてとらえ、学習活動の中で、他者の存在に共鳴・共感する授業形態をしくみ、情動から感性を磨き、情感形成を図る必要がある。社会科の目標である「民主的、平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う」ことの「公民的資質」とは、共鳴・共感のフィルターをとおしてえられた生きる力に他ならない。

 

  1. 仮説に基づく構造図

【A型からB型へ、そして情感形成型の学習へ】

 A型授業は、教師が生徒のようすを判断し、教材を用意し知識の伝達解釈を行う学習形態である。生徒の能動的な学習は少なく、個々の対応が配慮されにくい授業である。(ただし、教師サイドの知識認識には単元構造の骨組み理解には必要である。)

B型授業は、新学力観により、提唱されたもので、教材に対して自分なりの思いを持って課題を設定し、主体的に課題解決を図る、いわば学び方を学ぶ学習形態である。ここでは、内発的動機づけをもとに自ら意識で学習に取り組む生徒を支援・援助することが教師の重要な役割となる。

情感形成型学習

情感形成型の学習形態の第1の特色は、普遍的概念を生徒の情動に仕組むために、あらかじめ教師が、思いを擬似体験化する学習教材として用意することにある。そのために、教師は知識の成立過程を科学的に認識し、あらかじめ構造分析をしておく必要がある。ここではA型授業形態の単元構想力が活用される。

第2の特色は、吟味された知識の再創造を生徒の情動をベースにして行なう創造活動が授業の柱となることである。ここでは、生徒を主人公としたB型の授業形態の、内発的動機づけをさらに深めた「理性と情動のパイプライン」が形成される。

第3の特色は、授業の過程で友の思いに共感したり、建設的な意見交換を行なったり、立場の違いからくる思いの違いに気がついたりという共鳴・共感のフィルターを用意し、その力を積極的に学力として評価する方法をとっていることである。多角的分析力・意見調整能力・調停力・交渉力・連帯力・表現力等がこのような学力の分類に入ることとなろう。情動を磨かれた情感へと形成することは、新しく遭遇した事象の認識判断にあたって、過去の学習が、情動ベースで効果的に活用される知恵となるのではなかろうか。

 

  1. 実践事例の考察 −最小限必要な知識の吟味と情動にはたらきかける教材開発−

単元名 基本的人権みんな幸せに生きたいと願っている

@単元設定の理由 【学習をとおして、どのような力を生徒につけたいか】

Aおさえたい視点 【最小限必要な知識の吟味】

B学習計画 【単元化】

項目

学 習 内 容

学 習 形 態

資料等

時 間

1.

ライフプランづくり

創造作業学習 情動教材

資料1

@

2.

「友の思いを見つけだす」人権の根底にある意識をつかむ。

意見交換

共感学習

資料2

@

3.

時代とともに成長する人権を日本国憲法から考える自由権から社会権へ

イラストからの推理学習

資料3

省略

@

4.

新しい人権@「もしも家を建てるなら」

コンピューターを使ったイメメージ創造学習

資料4

B

5.

新しい人権A「こんな権利を主張する」

作業・プレゼンテーション

学習【先生がたへ】

資料5

 

@

6.

具体的事象で考える。「あなたは裁判官」

 

意見形成・意見交換・知識活用し表現する学習

資料6

省略

@

7.

わたしの権利とあなたの権利「公共の福祉」

ディベート学習

資料7

省略

@

C単元項目の内容

[学習項目1]

いつごろ結婚し、どのように家庭を築いていきたいか、また将来どんな職業に就きたいか、さらには、老後の生活をどんなふうに送りたいかなど、自分の将来を考えることは、これから大人になる生徒たちにとって、夢や希望で心をふくらませるものとなろう。ましてや、同年齢の級友の人生に対する思いを感じとることは、「みんな幸せに生きたいと願っているんだなぁ」という共通項を感情面から共感的に作り出し深くとらえることになるであろう。この思いこそが、基本的人権を成長させている原動力である。単元構造の分析にあたり、そのような思いを多く創出するであろう教材として【普遍的概念を生徒の情動に仕組む教材】ライフプラン作りを考え出したのである。

[個人創造作業学習 ライフプランづくり 資料1 ] 男子

 

[学習項目2]

 [「友の思いを見つけだす」人権の根底にある意識をつかむ]では、ライフプランの交換を行い、お互い

の人生設計に対する「思い」を分かり合う活動を進め、友達の思いの底に流れる共通項をとらえることとし

た。生徒たちは、自分のプラン作りに対して、また、友達のプランについて次のような感想をよせている。

 

[ 意見交換・共感学習 資料2の@]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ 意見交換・共感学習2のA]

資料2の@の生徒は、努力家ではあるが、従来の知識理解を中心に問うようなテストはかんばしくない生徒である。しかし、どうであろうか、文章からは今までのテストの点数ではわからないこの生徒のよさ=「人のすばらしさをそのままでとらえようとする素直で誠実な姿勢」がうかがえるのではなかろうか。「見ていて新鮮な気持ちになった」とか「夢や希望が多く入っていてとてもよかった」など、 他者の思いに対して共感する温かい心でいっぱいである。さらに、人生を明るくプラスイメージで伸び伸びととらえていることも考え合わせると、将来彼女の周囲には多くの人間が自然に集まり、彼女の力がその人々との相互関係の中で大きく伸びることを物語ってはいないだろうか。これも人のよさを大切にする心の知性・新しい学力といえよう。

 資料2のAは学習の定着のよくない生徒の一人であるが、友達のライフプランに対して「夢がでかいなと思った」など、彼なりに友達のライフプランからの「思い」をとらえ、「もうすこしで、父になるのかと思った」と自分の人生をも考えながらそれを表明している。このような学習を行なうことで、相手の思いを感じ取る力が豊かになり、友達が人生や未来に対して「幸せに生きたいと願っている」という温かい共感感情が生まれ、満たされることとなる。それぞれの思いの交換をすることで他者の存在を尊重し、自分の感情に取り込み共鳴・共感する心の知性を学力とし形成したのである。

 

[学習項目4]

 「もしも家を建てるならあなたはどんなところに建てるのか」という課題を設け、一人一人の思いを表現した環境権の学習を行った。ただコンピュータが二人一台であるため組になってハイパーキューブペイントを活用し作業学習を進めた。まず、最初に話し合い記録カードを作成しその後に作画活動を進めた。昨年までは、作画活動自体を学習のポイントとしてとらえていたのだけれど、二人で話しあうという活動そのものが、知識を活用しながら人との関係構築を工夫する学力であるということに気がついた。意見調整力・交渉力などがここでとらえられるのである。話し合いの流れを追っていくと、個々の特色ある意見表明や人の意見を受けての考察の過程がよくわかる。もちろん生徒の環境に対する考え方の違いや共通点もとらえることができた。


 

[作業学習 資料C 記録カード]

 

二人の話し合いの出発点は自然環境の豊かな所から始まっている。A君は、「デパート・スポーツセンターのあるところ」などの生活の便利さをまず最初にあげている。これに対してB君は、「環境保護を進めているところ」など人的ソフト面を大切にしていることがわかる。さらに進むと二人とも遺跡・博物館などがある所と共通して表現している。このことはライフプランづくりにも見られたように、生活のしやすさと文化の大切さを結びつける豊かな見方考え方といえよ。終わりの方にになると、お互いの意見が最初とは逆転し、友達との話し合いから自分が気がつかなかった部分を補完しあって表現されていることがうかがえる。どんなところに家を建てたいかというイメージ画を作り出す学習から、話し合いをとおして住みやすい環境作りを進めるという意識の学習をもしているのである。

 

 


 

[ 作業学習 資料C イメージ画]

 共同作業で作られたイメージ画を見ると、B君の提案していた「風力発電」「病院」がきちんと描かれており、A君の提案の交通の便利さなども十分に盛り込まれている。お互いのコミュニケーションがうまくいき、互いが刺激しあって想像力あふれる学力を創出している。文章で表現するだけではわからない非言語的なメッセージがイメージ画をとおして現されており、カラーでお見せできないのが残念であるが、淡い色彩を用いて、自然に対してやさしい心遣いが感じられる作品でである。これも新しい学力だととらえられよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

[学習項目5] [作業プレゼンテーション学習 資料5]

 

 「新しい人権A「こんな権利を主張する」」では、今日の社会で必要だと考える基本的人権を先生方に提案し、評価・コメントをいただくという学習活動を実施した。自分が現在必要だと思う権利を生活の中から見つけ出し、それをどのようにうまく表現し相手に伝えるかが問われる学習である。生活の中から見つけ出すということは、生徒が現在の社会をどのように見ているかがわかることなのである。     発案し、表現し、客観的な評価を得ることで、情感をさらに磨くという学習である。もちろん先生方とのコミュニケーションの取り方も重要な力として考えた。生徒達は、2年地理的分野で「旅行代理店社員」という設定のもと「マイプラン京都」を売り込んでおり、プレゼンテーションもなかなかのものであった。

この生徒の考えた「リフレッシュ権利」はまったく同感であり、すばらしい発想であると思える。先生方のコメント内容が今日のいそがしさを物語っていて、生徒・教師間の理解も大きく進んだ?のではないだろうか…職員室でその後話題となった権利でもあった。

 

 

 

 


 

 

 

 


 

実践事例の考察 −情感形成を意識した学習活動案・公民経済的分野の実践より−

最後に、情感形成を考慮に入れ、他者との意見交換・ロールプレイ等を仕組んだ学習活動案を示させていただく。

*共鳴・共感の出力時における相互作用等を考慮に入れた学習

 

社会科公民的分野学習活動案

10月30日(水曜日) 3年 授業者 小林 宏徳

  1. 教材 賢い消費者になろう。 −経済活動の本質をとらえる−
  2. 教材のとらえ方
  1. 個人をとりまく多様な経済活動が展開されている今日、生徒たちは、経済の本質を理解せずに荒波を受けようとしている。
  2. 自分の作った広告で不要品の売り込みをしている生徒

  3.  最近、あるスポーツメーカーのシューズをめぐって、強盗事件等がおきていることは多くの生徒が知っている。

     また、テレビCMでは、クレジットの利用が、あたかも幸せを招くような形で流され続けているなど経済活動をめぐる問題は多い。このように生徒たちは、あふれるものの中で、あくことのない売り手の波にさらされているのである。

     本校の生徒は、環境的要因に助けられてはいるが、逆に経済の仕組みを知らないままでは、被害を受ける場合も大いに考えられる今日である。

  4. 身の回りの商品を通して,売る側と買う側の思いをとらえることは、欲望としての経済活動の本質を浮き彫りにする。

    売り手は、商品のイメージアップを図り、広告にタレントを活用したり、販路の開拓などあらゆる手法を用いて利潤を得る活動を展開している。さらに、私たちは生活の中で、商品を購入しさまざまな消費活動を行ってい る。このように、経済活動では、売り手側と、買い手側の欲望のぶつかり合いが生産と消費の本質として存在している。この構造を擬似体験することは、欲望のぶつか る接点をいかに判断するかという視点を個人内に形成するものであるといえよう。

 

  1. 売り手と買い手の欲望としての経済構造を理解し、だまされないかしこい消費者の育成をめざす。

       公民的分野の経済の学習では、個人を取り巻く経済の仕組みについて、生徒が理解を深める支援をしていくとともに、将 来にわたって賢い消費活動を送る主体としての視点形成を進めたいと考えている。

       本単元の学習では、周囲の物の存在を、身の回りの商品の調査からつかみ、新聞広告の切り抜き・分析作業や不要品の売買の疑似体験から、売り手側の欲望としての思いを導き出し、消費者としての注意事項を考えさせたい。

       本時の学習は、 制作した広告を使って不要品を売り込み、売り手側の心理を擬似体験化するとともに、消費者の権利を考える支援を進めたい。

       

学習計画 合計6時間 本時5/6

  • 持ち物の合計値段の計算。共通認識の形成。… 学級全体の計算
  • 新聞一部の広告が語るもの。 切り抜き作業学習

 

消費者保護の実例を探る。 PL法・消費者保護基本法

  1. 本時の学習活動案
  1. 不要品を、広告を使って売り込む活動を行ない、売り手の欲望を浮き上らせる事で、それに対する消費者としての考えを導き出す事ができる。 
  2. 学習の過程
時間 支援と柱となる質問 生徒の活動と主な学習内容 活用する学習材

活用上の留意点

 

10

 

 

・制作した広告を使って売り込もう。

・友達の工夫点をつかもう。

・先生方には、売るめにはどうすればいいかアドバイスをもらおう。

・友達一人と先生方に売り込みに行き、友達はどのよう な工夫をしていたかをつかむとともに、先生方には「買いたいなあ」と思わせるための工夫をアドバイスしてもらい、プリントに記入する。 *不要品と広告

 

 

*まとめのプリント

・全体が一度に動くため、先生方へ1回・友達に1回実施する。

 

10

・どのような工夫があったか。どのようなアドバイスがあったか発表しよう。

 

 

・「うそでも本当のように表現している。」「イラストがうまい」など

・「もっと魅力的に話す。」「性能のよさをアピールする。 」などの発表があるだろう。

・発表をまとめ、板書しておく。

 

 

10

・生徒の内、二組をつくり、売る側と買う側のロールプレイを行

なう。

・それぞれどんな気持ちだったか買う側の気持ちを聞いてみる。

・売る側藤井さん。買う側広永さん。

・売る側藤野智宏君。買う側中村君。

事前には知らない]

・買いたくないのだけれどなかなか断りきれず買ってもいいかと思ったりした。・

・・など。

・教室の前で場面設定をする。家庭訪問して販売する設定。

・買う側は買いたくないのだけれど断りにくい状態である。

 

・売る側はきわめて巧みに売り込み、買う側がだまされることもあることを説明する。 ・OHPのイラストと言葉からどんな売り方か推測する。

 

*OHPの用意。

*デート商法

*かたり商法

*催眠商法

*マルチ商法等に触れる

10 ・消費者としては、どんな点に気をつけて今後経済活動を進めればよいか考えて下さい。 ・製品が果たしてよい品かどうかを考える。

・疑ってかかる。

・必要と思わないものには目を向けないなど…がでるであろう。

 

 

・個人で努力する事ができる内容と、それ以外の提案とを分ける。

 

 

 

 

*次時の説明 ・具体的に法律で守っていくとして、内容を考える。 ・消費者の権利づくりについて 消費者主権

【最後に】

  1. 知識を生徒の情動発の形にしくむためには、教師側はまず「吟味された最小限必要な知識の明確化」を単元をとおしてとらえなおし、それを情感形成の視点で表現する必要がある。

 生徒に知識が成立してきた過程を疑似体験化させる授業をしくむためには、まず、知識の習得の過程で大切な要素 (その知識が生まれて来た歴史的・地理的背景や資料分析をとおしてのその時代その地域の人々の思いや願い) の具体的な把握が必要である。その中から必要最小限とらえねばならない知識を明確化し、単元を構成する骨組みを構築する必要がある。教師が全体像をあらかじめつかんだ上で、生徒の情動発の学習をしくみ、共鳴・共感フィルターにかけ心の知性を磨いていくのである。生徒の情動を表出させるための単元の土台となるテーマを設定するとわかりやすいものとなろう。例でいえば「みんな幸せに生きたいと願っている。」や「賢い消費者になろう」ということである。

  1. 共鳴・共感のフィルターをとおした情感形成における認識の過程を分類し、具体的に生きる力としての学力を明確化する必要がある。

 例えば、基本的人権の実践の中で、もしも家を建てたならという学習で、文化財の必要性を話し合いの中で表現しているのだが、このような知識創造をどう学力としてとらえるか、また話し合いから具体的なイメージづくりの学習に移行する段階で、互いの意見を調整しているのだが、この力を学力としてどうとらえるかなど、明確化していく必要があろう。さらには、テストなどでどのような評価問題を出すかなど課題は多い。具体的に数種類の新しい学力の分析はしているが、多くの授業実践がさらに必要である。