ディベート講習会

講師 全国教室ディベート連盟中国支部長 吉永早苗氏


  


  


実施状況

11月20日(火)15:0017:00、1・2年生HR委員を対象に吉永早苗氏による講習会を行った。ディベート全般についてのレクチャーの後、ビデオを視聴ながら、「日本はレジ袋税を導入するべきである。是か非か。」のテーマのもと、是非について、全員で考察したり、ワークシートを完成させたりしながら、相手を説得する話し方や意見の聞き方について学んだ。

ねらい

ホームルーム活動を活性化しするとともに、生徒のコミュニケーション能力を高め、自分の考えを他人や社会に向けて発信できるようにする。

成果

ホームルーム運営に向けての委員の意欲を高めることができた。ディベートの進め方、事前準備の重要性などを再確認でき、研修ホームルームに向けて前向きな姿勢で取り組む委員の姿をいろいろな場面で見ることができた。

ホームルーム活動のなかで、相手を説得する〔伝わる〕話し方を心がけることの重要性を理解できたようである。

感想

 私がこの講習で一番心に残っている言葉は「疑って聞く」ということです。私は話を頭に取り入れてからの展開が遅いので、納得するだけで終わってしまい、自分の考えがもてずにいます。疑う例を聞いて、「まさかそんなところまで、考えなくてはならないのか」と思いました。

ディベートの進め方が分かった。今日の話を聞いて、事前に資料を集め、まとめておくことの重要性や審判の仕方が分かり、今度の研修HRではみんなが参加できて、ちゃんとした形のディベートができるように準備したいです。

これまでディベートについて「堅苦しい」というイメージしかなかったが、「ディベートとはジャッジを説得する討論ゲームだ」という話を聞き、気軽に楽しみながら考えていいものだと思えてきました。

一番印象に残っている言葉は「言いたいこと×伝える力=伝わったこと」ということです。自分が言ったことがそのまま相手に伝わるとは限りません。相手に言いたいことを伝えるためには「伝える力」が必要なのです。これからのHRでこの「伝える力」を鍛えていきたいと思いました。

ディベートをする機会はあったが、あいまいな理解のまま参加しているという感じがしていたが、今日の講習会でやっとディベートがどんなものであることが理解できました。自分側の主張ばかりでなく、相手側の主張についての予測やその反論についても考えておくことの重要性を知りました。研修HRにむけて、自分の考えをまとめる練習や、相手に自分の考えをしっかり伝える練習ができたらと思います。

 

ディベートを行うことによって社会で生きていくための力を養えることになるので、真剣に取り組まなければならないと思った。

これまでディベートを行うHRをおろそかにしてきた。今回参加して、その面白さを実感できた。クラスの仲間にも伝え、クラス全体でディベートに対する姿勢を良い方向に向けていきたい。