18年度 国際理解講演会


実況状況

1122日(水)13:10から16:40の3時間半、国際理解講演会、ならびに座談会を実施した。講師として、独立行政法人国際協力機構四国支部から、大林恭子さんにお越しいただいた。国際理解講演会は、一年生の「総合的な学習の時間」の一環として、13:10から15:30の約2時間半行った。大林さんは、ドミニカ共和国に派遣されたときの経験を、音楽や映像で紹介してくださり、また、人が無意識のうちに身につけている価値観や習慣などについて、ゲームなどを用いながら気づかせてくださった。引き続き15:30から希望者を対象に座談会を行った。参加者は、国際関係の学部などに興味を持っている生徒ばかりで、積極的に質問をしているようだった。

目的

海外協力隊員としてドミニカ共和国に派遣された方の話を聞くことを通して、異文化の中で生活することとは、また、国際協力とは何か、といったことを学ぶ。また、高校から大学、そして就職と、どのように自分が学び、働くのか、つまり自分の進路の選択をどうするかということについても考える。

効果

普段あまり意識することのない外国の文化、また、文化によってまったく異なる習慣、自分たちが知らないうちにもってしまった価値観などに気づくことができた、有意義な講演会だった。その後の座談会も、海外で働きたいという生徒にとって、生きた情報を得ることができる貴重な機会となったようだ。また、偶然にも講師が本校卒業生で、理系の学部に進んだ方だった。そういった意味で、生徒たちにとって身近に感じられる方が、実際に外国で働き、異文化を経験してきたということは、将来の進路を考える上で刺激を与えられる話になったのではないかと思う。