2010年度人権講演会

                                            平成22年12月13日

  

12月13日(月)に 講師 市岡さん他2名をお招きし、丸亀市民会館にて
「ゴスペルソングに救われて〜苦しいときこそ夢と希望と音楽と〜」
という演題で人権教育講演会が開かれました。

トークと歌声は生徒の心に響く 保護者の皆さんも参加


生徒代表によるお礼
市岡さんのお話と、歌声。それは「現在の自分をありのままに受け入れ、自分を大切な存在であることに気づきなおす」メッセージです。「自分自身を大切に思うこと」、それは他者との共生につながっていきます。
             


生徒の感想

市岡さんの話の中に「つまらない人間など一人もいない」という言葉があった。一言だけど、とても大切なことだ。その言葉がとても印象に残った。さまざまな人間がいて当たり前である。それぞれの個性が尊重されるような社会を実現することが私たち一人一人が持つ課題であると私は思う。他人を理解することは、自分を理解してもらえることにもつながるだろう。私はこれからたくさんの人と出会い、沢山の経験をしていくだろう。いいことばかりではないはずだ。しかし、そのとき出会えた人、そのとき経験できたことなどすべての人、ものごとに対する感謝の気持ちを忘れずに、過ごしていきたいと思う。市岡さんが最後に歌った、「あなたと出会えてよかった 愛しています」といった言葉のように。


市岡さんは「ありのままの自分でいい」とおっしゃいました。この言葉に“人権”のすべてが集約されていると感じました。ありのままの自分でいい、ありのままのあなたでいい。互いに互いを認め合うこと、それが人権を尊重することなのかなと思いました。
私たちは日々の生活の中で、“当たり前になっているもの”への感謝をどうしても忘れがちです。市岡さんのおっしゃるように、すべてへの感謝を忘れることなく、人のために生きられる人間になりたいと思います。今は受験勉強に追われ、ほとんど自分のことしかできていませんが、そうしていられるのも支えてくれる家族をはじめとする周囲の人たちあってのことだということを忘れず、社会に出るときまでには、人のために何かできるような自分になっていたいです。


私は自分のことがあまり好きではありません。それは自分に自信がないからです。でも、こんな私でも友達は私のことを頼りにしてくれているし、私も友達のことが好きです。人は必ず誰かに愛されています。他人からだけでなく自分でも自分自身のことを好きになることができたら、もっと楽しい人生がおくれるのではないかと思います。だから、少しでも自分を好きになれるように努力していきます。
市岡先生の歌声はとても素敵で、特に歌の歌詞にとても感動しました。私も市岡先生のように希望と夢を持ち続けてこれからの人生を楽しもうと思います。

市岡さんの話で1番心に残った言葉は「人はいつでも、何度でも生まれ変わることができる」という言葉です。
どんな失敗をしても、どんな過ちを犯しても生まれ変わることができるということです。
この言葉を胸に日々生きていきたいです。

Copyright (c) 1998-2010Marugame Senior High School All rights reserved.