「城つくろうで。」
ひょんな一言から始まった私たちの校内展示は壮大なスケールでした。
“過去と未来を1つの教室”で表現する、というのは人も時間も2倍必要になるし、
部活や生徒会などでなかなかみんながそろうことがなく、9月に入っても形が見え
なくて、203教室に教えに来てくださる先生方には、よく「なにすん?」とか、「形が
見えんのう・・・」などといわれていました。
お城つくりはとても大変でした。机と発泡スチロールを組み合わせて作ったので、
夏休み中は良かったものの、課外や授業が始まると机が無かったり、椅子が無か
ったりと大変でした。また、外壁はひとつひとつみんなで白・黒・灰色を混ぜで塗り、
木は綿に色をしみこませるのがなかなかできなくて、試行錯誤を重ね、やっとできま
した。
“未来”では、ロボットについて調べたり、タイムマシンを作ったり、現実ではありえな
いことをどんどん作ったり調べたりするのはとても楽しかったです。特に未来新聞は、
面白い、ととても評判が良かったです。
忙しい夏休み・放課後の時間を少しずつ削ってできた「時空」は、とても楽しくでき
たし、協力すること・積極的に行動することの大切さを知ることができたと思います。