本文へスキップ

香川県立聾学校は、聴覚障害のある子どもの教育を専門とする学校です。

TEL. 087-865-4492

〒761-8074 香川県 高松市 太田上町 513−1

よくある質問FAQ

よくある質問(FAQ)

聴覚障害について

Q.お医者様から「お子さんは難聴ですね。」と言われました。これから先、お話ができるようになりますか?

A.聞こえの程度にもよりますが、音声(声)だけで話をするのが難しい場合があります。そのような場合でも手話等を使うことによって楽しく話すことができますし、ことばを身につけていくことができます。
 聾学校では通じ合うことを大切にして、親子のコミュニケーションからことばを育てていきます。下の表に聴覚障害の程度を載せました。参考にしてください。

聴覚障害の程度(表)[PDF:171KB]

Q.何歳から補聴器をつけることができますか?

A.早い例としては生後2カ月の赤ちゃんが補聴器を装用して教育を開始しているケースもあります。

Q.人工内耳手術は何歳になったら受けることができますか?

A.1歳以上、平均聴力レベル90dB以上であること、補聴器を6カ月以上装用しその効果が十分にないこと、医学的に問題がない、教育施設との連携が取れている等の条件がつきます。医療機関への受診とともにまずは、補聴器を適切に合わせて教育を始めることが先決です。

Q.人工内耳や補聴器を装用して家庭や幼稚園では不自由を感じません。小学校に入学するとどうでしょうか?

A.人工内耳や補聴器で話ができていても、騒音や話をする人数や距離などさまざまな問題があり、小学校で必要なことが全て聞こえ、分かるわけではありません。自分の聞こえていない情報があることや情報を知ろうとする態度や方法を身につけることが必要です。聾学校では、聴力や年齢に合わせて様々な力を育てていきます。


教育相談について

Q.家の近くの学校に通っていますが、聾学校を見学して教育相談を受けたいと思います。どのような手続きが必要ですか。また、聾学校への途中の学年からの転入は可能でしょうか?

A.まずは、教育相談を受けたい希望を電話等で聾学校にお申し込みください。(087-865-4492)
相談までの流れは、来校の日時を相談→見学・面談→教育相談開始となります。また、途中の学年からの転入については、@学校教育法施行令第22条の3に規定する程度の障害であること、A本校の教育相談を受けていること、以上の2点の条件を満たした上で、教育委員会の判断により可能です。なお、幼稚部では「さんさん教室」を開いて、0歳児からの教育相談をしています。かけがえのないお子さんのことを話すなかで、保護者の方の世界が広がるかもしれません。


就学・入学について

Q.聾学校に行くようになると、家がずいぶん遠く、交通費や寄宿舎の費用などが心配です。金銭面で何か補助はありますか?

A.就学奨励費といって、特別支援学校に就学する幼児児童生徒の保護者等の経済的負担を軽減するため、収入に応じて、必要経費の一部を国が負担、補助する制度があります。
経費には、「教科用図書購入費」「学校給食費」「通学費」「修学旅行費」「学用品等購入費」「帰省費・寝 具購入費・日用品等購入費・食費」等があり、段階別に支給されます。

学校保健について

Q.出席停止扱いになる感染症にはどんなものがありますか?

A.「学校保健安全法施行規則」で定められている感染症は以下のとおりです。以下のような感染症に罹患した場合は、すみやかに学校にご連絡ください。

「学校保健安全法施行規則」で定められている感染症(表)[PDF:95KB]
                     
 

Q.学校でケガをして病院へ行ったとき、どのような手続きが必要ですか?

A.学校管理下(登下校中、部活動中を含む)で災害(負傷、疾病等)が発生し、医療機関を受診した場合、独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付を受けることができます。医療費総額が5000円以上(健康保 険を使って3割負担の場合で1500円以上)が対象になります。書類等は保健室にありますので、学校管理下でケガ をして病院を受診した場合は、保健室または担任に申し出てください。


寄宿舎について

Q.週の途中で、外泊(帰省)はできますか?

A.申し出て許可がもらえればできます。

Q.寄宿舎に冷暖房設備はありますか?

A.あります。

Q.起床や就寝時刻は決まっていますか?

A.起床時刻は6時30分と決まっていますが、就寝時刻は、受験や試験勉強のためであれば、自由に延長ができます。

Q.一部屋に何人が使用していますか?

A.現在のところ、1人〜2人です。

Q.遠隔地でないと入舎できませんか?

A.遠隔地でなくても、将来の自立のために入舎できます。

Q.1週間,宿泊しなくてはなりませんか?

A.ご家族の都合によって、曜日を選んで宿泊できます。


進路について

Q.将来は大学進学を希望していますが、聾学校の高等部から大学進学は可能でしょうか?また大学入学後も先生の講義をうまく聞けるかなど、心配なことがあります。

A.平成25年度から、普通科に進学重点コースを設置し、他の普通科進学校と同じような教育課程を編成しています。 国公立大学などへの進学に向けて、週2回の7校時も含めて週32時間の授業を行うとともに、授業外できめ細かな個別指導等によって、 行きたい大学などへの進学をサポートします。普通科総合コースでも本人の希望 により私立大学などへの進学は可能です。また、大学進学後に聴覚障害のある子どもたちがつまづきやすい情報保障などの配慮についても、 大学などからの情報収集や相談なども行っています。
進学重点コースについて[PDF:907KB]

Q.将来は一般就労を希望していますが、聾学校では就職に向けてどのような学習や指導をしていますか?

A.総合コースでは、2年次から産業情報コースと生活情報コースのどちらかを選択し、工業科または家庭科の実学 的な専門科目を履修したり、就業体験などを経験したりしながら、本人の希望や適性にあった就職を目指してい ます。また、ハローワークや就労支援機関と連携しながら、就職先の確保に努めています。さらに、卒業して就 職したあと3年間は、職場定着を支援するため定期的な追指導も行っています。

Q.卒業後に就職を目指していますが、就職活動のサポートはしてもらえますか?

A.総合学習・LHRなどのキャリア教育を通じて、一人ひとりの進路希望や適性を判断し、それに沿った学習を 進めます。高等部1年次の進路見学や2年・3年次の就業体験・現場実習を通じて、就職に必要なスキル獲得と企業 や社会のしくみ及び求められる人物像を習得します。また、障害者職業センター、ハローワーク、支援センター などの関係諸機関との連携により、丁寧に就労決定までのサポートを行っています。さらに、卒業後3年間は、職 場定着を支援するため指導も行っています





バナースペース(学部他)



香川県立聾学校

〒761-8074
香川県立聾学校

TEL 087-865-4492
FAX 087-868-1480
Email rogaku01@kagawa-edu.jp