平成18年度 第1回 志度高校学校会議報告書


○ 日  時  平成18年6月12日  18:03〜20:14  (於 志度高校研修室)
 
○ 議事内容報告

(1)学校長挨拶
 昨年度から学校会議が始まり、今回は2年目で最初の学校会議。今回初めて出席することになった。生徒や保護者の意見を聞くのが楽しみである。遠慮せず本音で十分話し合えば実りある会になる。2時間が充実するように願っている。 
(2)代表者自己紹介
(3)議長選出      溝渕正起(事務局教職員)が議長として選出される。
(4)議事
 
@【通学用靴の規制緩和に関する提案について】

生徒からの提案

生 徒 現行の規定を下記のように変更する。
    「靴は学校指定の革靴とする。ただし、高校生にふさわしい運動靴(白を基調とした
    靴)でもよい。」
    〈細則〉1.白を基調とし、側面、かかとのデザインの色については、一色のみとす
    る。2.布製・マジックテープも可とする。3.小さいロゴマークの色については、ふれ
    ない。また靴底の色、靴の内側の部分についても同じとする。4.靴ひもは黒一色、
    または白一色とする。5.ハイカットは禁止する。

教職員からの回答

教職員 「通学用靴は学校指定の革靴とする。ただし、体育の授業に適する運動靴での通
     学も、次の条件で許可する。」
 
    〈条件〉1.白を基調とし、華美でないこと。2.ひも靴またはマジックテープの靴で、
    靴ひもは白とする。〈補足〉ハイカットの運動靴は体育の授業に適さないので許可し
    ない。
 
保護者 生徒からの提案と比較して、「華美でない」という抽象的な表現になり、拡大解釈さ
      れる恐れがある。もっと規制してはどうか。

生 徒 常識的な判断でやっていけると思う。この提案で合意する。

教職員 細かな規則を作ると際限がない。また細かな規則で生徒を指導するのは学校会
      議の「信頼関係を育てる」という目的に反する。学校会議は今後も継続する。派手
      になれば、その時改めて議題に乗せる。

保護者 生徒が自主的に守るというのであれば、保護者も同意する。

司 会  いつから施行するのか。

教職員 大きな変更なので、三者懇談で保護者に説明し、6月22日から施行でどうか。
 
A【1学期クラスマッチの廃止に関する提案について】

教職員からの回答

教職員 基本的には前回と同じ廃止の方向。1度だけチャンスを作り、立案・計画・実施全
      てにお いて生徒だけで行えたら、再度検討する。
 
保護者 前回と同じで、教職員・生徒に任せる。

生 徒  生徒はやる方向で考えている。1度チャンスをくれるということなので、具体的な案
      を考えるのでやらせて欲しい。

教職員 担当の教職員および教職員全体を納得させてほしい。生徒会がやっているので
      はない全校がやっていると思えるようなクラスマッチにしてほしい。
司 会  今回は実施し、その結果について教職員全体の判断を仰ぐ。次年度以降の扱い
      は、次回の学校会議で回答してほしい。
 
B【志度高ビジョンの更新について】

教職員の回答

教職員 前回、宣言文形式のものと、キーワードを図式化したものを提案し、図式化したも
      のを採用した。「信頼される社会人」を実現するために4つの項目を挙げ、4つの
      項目が統合され、「信頼できる社会人」になれると考えた。2段に分けて書いたの
      は、生徒として職員としての両方の立場から表現したものである。保護者の項目
      はないが、すでに保護者の意見を参考にしてこの形を出してきたので、保護者の
      意見は含まれていると思う。 
 
生 徒  「生徒に歩み寄り」という表現が、教師と生徒が上下関係にあるようで嫌だ。無意
     味な英単語表現も違和感がある。また、「社会人」を「人間」になおしてほしい。

保護者 極端に高圧的なのは問題だと思うが、上下関係にあるのは当然のこと。

生 徒 「信頼される社会人」の「社会人」にも違和感がある。「信頼される人間」としてほし
     い。

教職員 生徒と教師が信頼し合おうという話ではないはず。我々が一般に社会人としてど
      のよう な人を信頼するのか。教師と生徒だけが信頼しあう事を目指しているので
      はない。また、 「社会人」とは社会の中で活躍するものは全て「社会人」という認
      識である。就職したら「社会人」という生徒の認識は表面的すぎる。ここでの「社会
     人」という表現は残す。

生 徒 「歩み寄る」「社会人」については生徒の認識と異なるので、説明が必要である。

司 会 次回学校会議で、再び案を出すことになる。今回の意見を参考に継続協議とな
     る。
 
C【靴下の規制緩和に関する提案について】

生徒からの提案

生 徒 くるぶしソックスの着用について
    〈条件〉1.色は白を基調としたのもで、ライン、小さいマークについてはふれない。
         2.式典時はスクールソックスをはく。3.女子のくるぶしソックスの着用は体
           育時のみ。

    女子の靴下について
    〈理由〉1.涼しい。2.運動部の中には着用を認めている部もある。3.男子がパッ
    チをはく際、スクールソックスだと、うっとうしい。4.認められていない理由が明確で
    ない。
    〈条件〉1.女子の靴下の色は、白と黒のどちらも可とする。2.長さは常識的な判断
    で、くるぶしより長く、膝より短いものとする。3.ワンポイントは不可。縦の筋の幅に
    ついては問わない。4.式典時は白で統一する。
    〈理由〉1.白だけだと自分のサイズにあった靴下が見つけにくい。2.黒だと汚れが
    目立たない。
 
司 会 今回初めての提案なので、教職員共通の認識はない。ここでの教職員の発言は
     個人的な意見である。

教職員 ルールを守れないのは、ルールが悪いからだという主張。好みと流行に乗った単
      純な論理である。規制緩和の要求が悪いとは言わないが、嫌だからとか守りたく
      ないからというのは説得力がない。

保護者 協議したところ、賛否両論あった。見栄えが良くないという意見が基本的にはあっ
      たが、時代の流れから仕方がないのかもしれない。認めようということになった。

教職員 黒のソックスについては、黒タイツを認めているので問題ないと思う。くるぶしソッ
      クスについては、スーツを着用する時にくるぶしソックスをはくのか。保護者から
      「見栄えは良くないが」という意見があったが、見栄えは大切。値段も変わらな
      い。理由に説得力がない。

生 徒 生徒にあまり指導しないのはなぜか。くるぶしソックスでも良いと思っているのでは
     ないか。守れないのは生徒のせいだけではない。教職員も保護者もきちんと注意
     してほしい。

教職員 全生徒を上から下まで見るのは物理的に不可能。注意しないから破っても良いと
      いうのはおかしい。
      各教室に服装についての指示は掲示している。この会議は不合理なことを議題に
      し、話し合う場合である。不合理であるという明確な理由を考えてほしい。

司 会  次回までに、それぞれ検討してほしい。 
 
D【生徒からの要望】

生徒からの要望

生 徒 ・食堂のメニューを増やしてほしい ・ロッカーの設置 ・アルバイトの平日許可
         ・髪型の規制緩和 ・携帯電話の許可 ・教職員のマナー等について
 
司 会 提案を考える際に、クラスから出てきた案を検討し絞り込むという作業をしている。
     そこで提案に選ばれなかったものを要望書に載せている。次回以降、提案として
     出てくる可能性のあるものと考え、議論してほしい。
 
教職員 要望書は生徒全体の意見ではなく、誰か個人の意見なのではないか。特定の個
      人に対する内容があるので、注意してほしい。全体として問題にすべきことかどう
      か、検討してほしい。

生 徒  個人的なことも、目に余ることだから出ているのではないか。

司 会  要望書のあり方に関わる問題である。提案は理事会で議論され尽くした状態で出
      てくるもの。要望書は十分時間を尽くして出されたものではない。規約が明文化さ
      れていない状態で、学校会議が進んでいる。規約を早急に作って、要望書のあり
      方を決めていきたい。
 
E【セーターの規制緩和に関する提案について】

司 会  教職員からの回答が間に合わず、出ていない。

教職員 弁明はない。至急回答できるよう対処する。
 
F【規約について】

司 会 辰野高校の規約のような形の本校独自の規約を今年度中に考えたい。議題にす
     る内容や、要望書の決まりなど、いくつかの問題が出てきている。次回までに案を
     出したい。
 
○ 香川大学柳澤良明助教授からの指導助言

 1 理由のつくりかたが議論の質を決めてしまう。充実した議論にするために、理由を練
   ることが大切である。
 2 中身を作り上げる努力をしてほしい。場があれば自動的に上手くいくというものではな
   い。学校には色々な話題があるので、広い視野でどういう提案をするか考えてほしい。
 3 学校会議のルール(規約・要望書など)の整備が必要である。

 ○ 学校会議は貴重な活動である。学校会議がなかったらどうだっただろうか考えてほ
    しい。一方で課題もあるのでさらに取り組みを続けてほしい。

○ 学校長挨拶

  長時間にわたり、活発な議論をしていただきありがたい。興味を持って聞くことができた。感じたことを二点述べる。一つ目は、生徒は生徒総会、LHRでは話し合っているのかということ。ここで話し合う議論が、LHRで同じように行われているのか。自分の思っていること、人の話を聞く力を身につけてほしい。二つ目は、授業と部活動について話が出ないことが不思議だった。 
 
○ 事務局より

 ◎次の学校会議は平成18年11月21日を予定しています。
 
 以上、志度高校学校会議で協議された内容について報告します。

                                       志度高校学校会議事務局
 
 
 
. 三者協議会(学校会議)