課題研究発表会(デザイン科)を開催

 

1月29日(火)5・6校時に本校武道場において、地域振興をテーマとして、デザイン科3年生34名が1年

間かけて行ってきた課題研究の成果を発表しました。

発表会に参加したのは、発表者及び次年度に課題研究に取り組む本校デザイン科の2年生、善通寺第一高校の

デザイン科の1年生、本校と善通寺第一高校の教職員合わせて約100名。指導助言者として、発表した生徒たち

に外部講師として地域振興の考え方を講義していただいた四国学院大学の田尾和俊教授をはじめ、善通寺市役所

の秘書広報課長、本校の学校評議員でもある香川短期大学教授、地元の起業家であるキウイコーポレーション代

表の4名にお願いしました。

発表内容はグループごとに研究した「お寺とうどん屋さんのコラボレーション」、「ショッピングモール」、

「善通寺のおしゃべり広場」、「3R(リユース・リデュース・リサイクル)」、「新しいデザインの老人介護施設」、

「寄り道したくなる飲食店」の6つ。発表はコンピュータによるプレゼンテーションだけでなく、実際に制作し

たマスコットキャラクターや写真、イラスト、グラフ、地図などにまとめたパネル、立体模型など様々なものを

用いて、1年間の学習成果を披露しました。

指導助言者からは、「高校生の若い感性で大胆な提案をしてほしい。既成の概念を超えるような発想が必要。」、

「デザインやロゴはそのままでも使えるものがある。高校生のデザインとは思えないぐらいの技術力がある。」

「誰に発信するのか、誰のためのデザインなのかを考えていくと良いものができる。」などのアドバイスをいた

だきました。これは、発表をした3年生が、今後プロとして活躍したり、大学などの上級学校でさらに専門の

勉強をしたりする際の貴重なアドバイスになっただけでなく、次年度研究を進める2年生にも大きな刺激を与え

ていただけたものと思います。

       

制作した立体模型を使って説明             制作したポスターのパネルの披露

       

マスコットキャラクターの展示と発表の様子       指導助言をいただく(四国学院大学・田尾教授)