平成19年度卒業証書授与式が挙行されました
 3月4日(火)、平成19年度の卒業証書授与式が本校体育館で厳粛に挙行されました。本年卒業の全日制デザイン科34名、生活文化科44名、定時制普通科9名の合計87名に卒業証書が授与されました。開式の辞、国歌斉唱に続いて、校長式辞がありました。式辞では、「本校で学び積み重ねたことは実学といわれる実ヨウ的な学問で、校歌にある『創造の工(たくみ)』を指しています。現在の社会の流れは実学を重視する方向に進んでおり、卒業生の諸君はその意味でも自シンをもってください。皆さんがこれまで本校で努力してきた実践はしっかりと残っています。職員一同、みなさんの思いをしっかり受けとめ『有終完美』を目指して、閉校までの最後の一年を立派に仕上げることをお約束します。」という言葉で卒業生の洋々たる前途を祝すとともに、在校生に向けても確かなメッセージを送りました。
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 式辞に続いて、ご公務ご多忙にもかかわらず卒業式にご出席いただいた香川県教育委員会の桑村泰子委員からはご挨拶を、ご来賓の香川県議会の五所野尾恭一議員並びに善通寺市教育委員会の池内委員からは、心温まるご祝辞をいただきました。また、香川県知事様よりメッセージを、香川県高等学校長協会キョウカイ、大学、中学校等の関係諸学校、旧職員の先生方からは多くのご祝電をいただきました。
 在校生を代表して生活文化科2年の北條由貴さんが送辞として、「卒業生の皆さんに憧れて善西高に入学しました。卒業していく先輩方から、本当に多くのことを学びました。先輩方の志を私たちが継いで参ります、善通寺西高校で得た力で前途を切り拓き、進むべき道を私たちに示してください。」と送る言葉を述べました。
 これに対し、卒業生代表としてデザイン科3年の水門沙織さんから、3年間の学校生活を振り返り、学習や諸活動などに全力で取り組んだクラスメイトとの想い出、今まで育ててくれた保護者への感謝の気持ち、在校生や先生方への思いなどを、涙ながらに伝えてくれました。言葉を聞いている卒業生、在校生、保護者、教職員を問わず、感動のあまり目頭を押さえる姿があちらこちらで見られました。
 その後、「校歌」および「仰げば尊し」を全員でしっかりと歌って、卒業証書授与式は終わりました。