モーションヒストリー　②

OAK Pro キネクトセット
株式会社アシストアイ

・OAK（オーク）には、特殊カメラで捉えた人の動きをパソコン画面上に色の変化で記録する「モーションヒストリー」という機能があります。写真のように子どもの動きを「モーションヒストリー」でとらえると動いた部分だけを色情報にして記録してくれます。動きの量が増えると青から黄色、赤へと色が変わります。

・動きが少ない子どもの小さな動きを観察することができます。小さな動きでも、動いた箇所は色が変わるので、どこがどのくらい動いたかを客観的に観察しやすくなります。逆に、色がほとんどないときには、じっとしているときであるとわかります。

・聴力に配慮を要する子どもが、どの程度音が聞こえているかを調べる（音に対する反応の有無で判断する）

・動きが少なかったり、表出が読みとりにくかったりする子ども

・一定の距離で、様々な種類や音量の音を、３０秒間ずつ聞かせます。それを記録し、動きを観察します。色がより赤くなっているときは、よく動いているときで、色が少ないときはじっとしているときです。「体の動きを止めて傾聴している」など、記録をもとに聴力について考察することができます。

※「モーションヒストリー　①」（高松養護学校　登録）も参照してください。
http://www.kagawa-edu.jp/ictdb/?p=282

2015年1月24日

高松養護学校