タブレット端末に標準で付いている、カメラ機能(動画撮影モード)と写真閲覧アプリを使います。
・指導者は、タブレット端末機の動画撮影機能を使い、子どもの好きなおもちゃ、活動などのショートムービーをつくります。(選択肢づくり)
・子どもは、ショートムービーにしてある好きなおもちゃ、活動などを一つずつ順番に見たり聞いたりして、したいことを選びます。
・名前を聞いただけではイメージできないおもちゃや、写真や言葉で説明できない活動でも、ショートムービーにすることで指導者が子どもに伝えたり、子どもが選んだりすることができます。
・選択肢をよく見聞きして、選ぶ(返事をする)。
・自由時間などにiPadの準備を要求することで、自分から選択のやりとりを始める
・知的障害があり名前や説明を聞いただけでは、物や活動のイメージがもちにくく、問いかけに何でも「ハイ」と答えてしまう子ども
・視覚障害があり、写真では内容の把握が難しい子ども
・ショートムービーは10秒以内にまとめましょう。
・動画を探しやすいよう、場面別、カテゴリー別のアルバムに分けて整理しておくと良いでしょう。
・指導者は1つずつ再生して本人の返事を待ちます。数秒待って返事がない時には、次のムービーを再生します。
・「次はこれだよ~」や「これにしようか?」など返事を誘導するような言葉かけは行わないようにします。
※本事例は、「魔法のランププロジェクト」で報告した事例です。http://maho-prj.org/?cat=17