入手先など
<使用したもの>
・デジタルカメラもしくはスマートフォン、タブレット端末のカメラ機能
・モニター用テレビ
こんな教材です
・本実践では、児童の発表活動・児童同士のやり取りの練習として,毎日の帰りの会で,その日の給食でおいしかったメニューを一人ずつ発表しています。
・その日の給食の写真をデジタルカメラ等で撮影しておき,それをテレビに映しながら発表するようにすると,児童同士で話題を視覚的に共有しやすくなり,やり取りが促進されます。
目標例
- 児童の好きなメニューを発表することができる。「○○がおいしかったです!」
- 友達の発表を聞いて適切に応答することができる。「○○がおいしかったね!」
こんな子にお勧め
- 何を話題にやり取りしているのかが分かりにくい子
- 自分の思いを自信をもって発表しにくい子
- 友達の発表に関心をもちにくい子
指導・使用上の留意点
- 発表者が,画面上の発表したいメニューを指示棒で指し示したり,おいしかったカードを貼ったりしながら発表することで,発表内容をより明確に伝達できます。また,発話の難しい子は,VOCAも活用し,発表手段を保障します。
- 聞き手が応答するときには,札を上げたりジェスチャーをしたりするようにして,発話のない子でも活動に参加できるようにします。
- 自分の好きなメニューを認識することが難しい子の場合は,実際に給食を食べている場面で指導者が児童とやり取りしながら好き嫌いを確認できるようにしておくことも大切です。