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本校は1911年（明治44年）に創立され、明治、大正、昭和、平成、そして令和の五つの時代をつなぎ、本年、記念すべき創立110周年を迎えます。地域の中で独自の魅力を持ち、存在感のある学校としての歴史と伝統を受け継ぎながら、地域とともに発展してきました。現在、本校には、農業科として生産経済科、園芸デザイン科、農業土木科、家庭科として生活デザイン科があり、約360名の生徒が在籍しています。人間性豊かなスペシャリストを目指して、勉学や実習、部活動などに取り組むことで、石高生としての誇りと自信、連帯感を深め、笑顔と活力にあふれる学校生活を送っています。　　　
　部活動は、自転車競技部をはじめ、それぞれの部活動が熱心に練習に取り組み、その成果を思う存分に発揮しています。特に、令和元年は野球部が夏の大会で14年ぶりに勝利をあげました。球場で校歌を歌った感動は、全校生徒にとって忘れられない思い出になったことでしょう。
　 個人的な話になりますが、石田高校への転勤が決まった時、たくさんの方々から「石田高校はいい学校ですよ。」と賞賛の言葉をいただき、地元のみならず多くの県民に愛されていることを実感しました。
　令和2年度は、始業式の翌週に新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校というスタートになってしまいましたが、一日も早い収束を願うとともに、今後も地元を支える人材育成を目指す学校として、進化を続けてまいります。

令和2年4月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　香川県立石田高等学校

校　長　北堀　礼子