栗林公園実習に園芸デザイン科造園専攻生が参加

 

令和2年2月13日(木)  高松市栗林町 

 今年度も恒例の栗林公園造園課のプロから知識や技術を学ぶ研修が特別名勝栗林公園であり、園芸デザイン科2年造園専攻生7名と引率教員2名が参加した。
 造園課職員2名のご指導のもと、香川県の桜(ソメイヨシノ)の標本木の土壌改良実習を行った。この木は高松気象台が毎年桜の開花と満開の時期を決める基準とする貴重な木で今年で3回目の土壌改良実習となった。指定された2区画をスコップ等を使って、根系を確認しながら掘り進め、規定の枠の150㎝×80㎝と深さ60㎝になったところで根を防腐処理し、午前の実習を終了した。
 午後からは、客土作業。マサ土にパーライトやバーク堆肥、木炭、ピートモスなどを混入した土壌改良土で埋め戻した。樹木専用の元肥も施す等、実用的な実習を経験することができた。
 その後、掬月亭(きくげつてい)において、栗林公園の資料をもとに庭園の歴史や江戸時代のおもてなし文化についての興味深い講話を聞けた。
 ご指導いただいた造園課の方にお礼申し上げます。

    

     
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