ポスターセッション

学習指導におけるWebコンテンツの活用

〜学校教育における情報活用の事例研究〜

高松グループ

1 はじめに

 高松市では、平成14年度中に国の「学校教育の情報化」推進計画に基づき、ハード面での整備はほぼ整った。
 これをうけ、生徒の興味・関心を高め、理解を深めるための情報機器を活用した授業実践の研究を進めてきた。

2 研究活動

 

(1)授業や校務で役立つコンテンツづくり

 授業改善の手段として、情報機器を活用したコンテンツの収集・作成に取り組んだ。  

(2)夏季研修会での実践発表

 夏季研修会において、各校でコンピュータを活用して授業に取り組んでいる先生方に講師を依頼し、実践報告や実技指導をお願いした。
 参加者は情報教育部員に限らず、これまで授業でコンピュータを利用したことがない先生方を中心に募る形で実施することで、多くの先生方への啓発とした。

夏季研修会での実践発表(一部)

・視覚的効果のあるホームページを利用して数学に対する理解を深める。

(マウスで図形を操作できるコンテンツ等)


・社会・理科・道徳の学習における教材資料の提示

・フリーウェアを用いた運動の実験

・理科におけるインターネットを使った授業実践

・教育機器を活用した英語の実践授業
 

(3)実技研修

 ソフトウエアメーカーのインストラクターを招き、市内中学校に導入されているソフトウエアの実技研修を開催することで、導入済みの機器の積極的な活用を促すように努めた。

3 課題と今後の取り組み

研究も3年目を迎え、情報の収集は進み、授業での情報機器の利用も増加してきた。
さらに情報の収集に努めるとともに、校内研修を充実させる手だてとして研修会の資料や方法について、今後研究を進めていきたい。