ポスターセッション

教科外指導におけるコンピュータの活用

仲多度・善通寺 グループ

1 総合的な学習の時間における活用事例

(1) 進路指導

@ 進路学習における活用

ア 職業調べ(1年)
・ 生徒にとって,将来の職業について具体的に考えることや,仕事の内容や必要な資格などを知ることは,進路を決めていくうえで大切な要素となる。しかし,生徒全員が一斉に調べ 学習をするには,備え付けの書籍では数に限りがあり難しい。そこで,一人一人の生徒が職業についての様々な情報を効率的に収集できるように,「PASカード」や「立志の部屋」などのWebページを利用させる。

  イ 進路学習(3年)
・ 高校進学についてのプレゼンテーションを作成し,調査書の内容などを説明する。
・ インターネットを使って興味のある高校について調べさせる。

A 職場体験学習・高校訪問のまとめとしての利用

・ 入力の練習,レイアウトなども含んだ文書作り,編集などワープロソフトの基本操作に慣れさせる。また,ファイル操作として,デジタルカメラやスキャナから画像を取り込んだり,ハードディスクの共有フォルダの中にある画像を開いたり,完成した文書をハードディスクの指定されたフォルダの中に保存したりする練習をさせる。

(2) ふるさと学習

@ オリエンテーションにおける効果的な活用

・ 1年の総合的な学習「ふるさと発見」の時間に使うフィールドノート(オリジナル教材)をプレゼンテーションソフトを利用して作成し,総合的な学習のテーマやねらいを説明する時に使用する。

A ワークシートとしての利用

・ プレゼンテーションソフトを利用して作成したフィールドノートを印刷して,活動計画等を立てるためのワークシートとして利用する。

2 その他の活用事例

(1) 委員会活動

・ 保健体育委員が,夏休みを前に,「清涼飲料水についてのアンケート結果と清涼飲料水を飲むときの注意点について」の発表を,プレゼンテーションソフトを利用して,全校集会で行った。

(2) 食に関する指導

・給食栄養指導の職員が,全校集会で「間食について考えよう」というテーマでのプレゼンテーションを行った。プレゼンテーションソフトを使うことによって,生徒の興味や関心を引き出し,より教育効果の高い指導を行うことができた。

(3) 学年PTA等

・ プレゼンテーションソフトを利用して,学校での生徒の様子や学校行事について,保護者に紹介した。