授業後の協議


授業者の教師から

 体育実技でもコンピュータを使う授業も多くなってきたが、今回はプロジェクターと電子情報ボードを使って情報を視覚的にとらえさせた。保健の授業で日常的にはまだ利用できていないのでこれからの研究課題である。

 また、資料の収集ではまだ、保健関係のデジタル資料が少なかったり著作権や、コピーガードの関係で、必要な部分が取り込めなく、動画の作成などでは苦労しました。
 


質疑・応答

質問 教材作成にどれくらい時間がかかりましたか。
答え コンピュータの得意な人に手伝ってもらった面も多かったが、それほど時間はかからなかった。画像情報などは、貼り付けを使ったのですぐにできた。
    
質問 電子情報ボードを使うメリットは。
答え 書き込みができたり、電子情報ボードはテレビなどに比べても画面が大きく生徒に伝わりやすいと考えた。また、ホワイトボードのように、教師の意見や重要な点などを書き込んだり消したりできる。
  欠点は、明るいところや、夏の暑いところでは苦労すると思います。画面が光って多少見にくい場所もありました。

質問 視覚的に訴えるために意図的にされたことは。
答え 薬物にどんなものがあるか、薬物の脳への影響など教科書や資料にないことを画像や動画であらわしました。

質問 コンピュータが苦手なので、どんなことができるのかわからない部分が多いのですが。
答え いろんなことがあると思いますが、保健体育科以外の先生にも、こんなことがしたいんですけどと質問すればできる場合答えてくれると思います

指導者講評

  コンピュータをどう使うかで悩まれている先生もいらっしゃいますが、気楽に使われたらいいと思います。コンテンツを作るのは大変だけど全部でなくていいと思います。コンピュータを使わなくてはならないではなく、ここでこういうことができたらいいなと思うこと、そしてこんなことができる?と質問し、使うことで便利になります。授業が子供にわかるということが一番なので、コンピュータも、教材研究の視点の一つになればいいと思います。
  体育実技では、小学校のHPでは、鉄棒や跳び箱などの説明が入っています。コンピュータを使って必要な場面の静止画やコマ送り画像が提示できる教材があるなど、コンピュータの素材はいろいろな場所にたくさんあります。デジタルビデオや、電子情報ボードなどは体育の授業でも十分活用できるのではと思います。
 著作権についてですが、学校現場においては、1回その先生が授業で使うのはかまわないとなっています。もちろん、事前にその人に連絡し相談ておく方がいいし、新聞のコピーも事前に許可が必要となっていますので、注意してください。


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