授業説明

授業者 森田 貴美子 より


情報教育と言うことで今まで取り組んできました。私以外に2名,敬語の授業のところでスマートボードを使って敬語とか献上語を教え,あと1名が平家物語の那須の与一の授業をアニメーションを使って授業しました。私自信は、古典で竹取物語のところで、スマートボードに映した絵を見ながら私の朗読を聞くという授業をしました。今日の授業で、2回目のスマートボードの利用ということになります。竹取物語の絵本に関して言えば,絵がきれいなので,生徒は食い入るように画像を見ていました。今日の授業では,生徒が色鉛筆でかいた絵をビデオを通して取り込み,パワーポイントに挿入しましたが,色鉛筆では色がはっきり出ませんでした。昨晩、見たときは外が暗かったためか,もっとはっきりしていましたが、今日はあまりはっきりしていなかったように思います。色鉛筆以外で書けばもっと色が鮮明に出ていたのではと思います。事前の授業において、スマートボードの活用の1つとして,パワーポイントで絵を2分割や4分割にしたり,提示の仕方を工夫したらどうかというご指導もありましたが,今日の授業ではその指導が生かされていませんでした。BGMについてもコンピュータに取り組むことが、私1人ではできなかったので,できる先生にお願いして取り込んでもらいました。BGMについては、歌詞のない曲が少なく、BGMに適した曲を探すのに直前まで苦労しました。今日と同じ授業を昨日自分のクラスで行いまいしたが,美術室で行い,教室内がもっと明るいので画像がはっきり見えませんでした。そんな中、どうにか生徒は情景について発表することができました。発表する生徒の中では,本文の「蛍のとびちがいたる」のところに線を引かせて「この部分の情景がよく分かります。」というような発表をする生徒もいましたが,今日の授業ではそのような工夫した発表も余り無かったように思います。掘り下げが不十分だったのではないかと思っています。最後の「夏は・・・」の穴埋めですが,昨日の授業では,「夏は野球。甲子園はさらなり。地区大会もなお白球の多く飛びちがいたる。勝つのもおかしい負けるのもおかしい。」という文を作り清少納言の気持ちの変化をうまくつかんでいる生徒がいました。今日の授業では、「夏は海。キャンプはさらなり。夜はなお花火があがり、ほのかに消えていくのもおかし。アイスを食べるのもおかし。」という風に,自分なりの現代の生活に会わせ書いている子がいたり、または「春は桜,花見の頃はさらなり。散るもなお人がたくさん増え花見をしている中で風に吹かれながら散っていくのもおかし風など吹くもおかし」などあったりしました。もっと時間を取ていたら良かったと思います。最後の枕草子との比較までは行けずに、尻切れトンボのような終わり方をしたのではないかと思います。あと秋と冬があるので今日みたいにするかどうか迷っています。昨日した自分のクラスでは,半分の班の発表を聞いたら自分たちもしたいというのですが,画像を取り込むのに一日近くかかるので、まだ発表の準備ができていません。でも、どうにかして生徒のニーズには応えなければいけないと思っています。他のクラスもまだ半分残っているので、生徒自信によりパワーポイントに絵を取り組めるようになればいいのではと思っています。でも,そんな力が国語の力とどのように関係があるのかと聞かれたら分からないまま授業を行いました。今日来られた先生方の中で、国語の力と情報について実践された内容があれば是非お聞かせねがいたいと思います。




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