校長のひとこと

2017年09月

29校長ひとことNO.16(9.10)

  2017/09/10

 9月9日、10日と観一祭を開催しました!  

 プログラムのご挨拶です。    

 

 本日は、第69回観一祭にようこそお越しくださいました。今年も、多くの皆様の御支援をいただき、観音寺一高の伝統行事 である「観一祭」が盛大に開催できますことを大変喜ばしく思うとともに、関係いただいたすべての皆 様に感謝を申し上げます。

 さて、今年の観一祭のテーマは、「共友結合 〜 むすびつく生徒の絆配列 ~ 」となりました。この“きょうゆうけつごう”とは、本来、原子間で電子対の共有をともなう化学結合である「共有結合」を示す言葉だそうですが、この非常に強い結合を「共友結合」と変えることで、観音寺一高という大きな学校の中で、806名の生徒が、互いに役割を担い強く結びつき、絆を持って自身の目標に向かって努力することを願ってのテーマだと思っています。

  観一生は、今、青春の真っただ中にいますが、様々な経験・挑戦をしながら、自分を見つめ、将来を考えながら学校生活を送ってくれています。そのような中で、これまで観一祭という大きな行事に向けて、生徒会やクラス、部活動といった集団において、2つの大切なことに取り組んでくれました。1つ目は、自分が興味を持てること、感動できることを追求したこと、2つ目は、仲間と協力して大きなことを成し遂げたということです。このことは、皆さんの将来においても大きな自信や思い出になる尊いものだと思います。

 御来場いただいた皆様には、生徒たちが取り組んだ集大成である、2日間の教室や屋外での展示、ステージ発表、歌合戦、デカンショ、民謡踊などをお楽しみいただくとともに、3年目を迎えた新校舎や完成真近の新体育館など、校内の様子も御覧ください。

 生徒の皆さんには、観一祭の2日間、3つの間(「時間」「空間」「仲間」)を十分に楽しむとともに、地域の学校である観音寺一高の一員として、「お接待の心」も忘れることなく行動してください。 今回の観一祭の開催により、観音寺一高の「結合」がさらに良いものとなるとともに、生徒の皆さんの絆が深まり、成長してくれることを期待しています。

 

 2日間、天候にも恵まれ、多くの皆様に御来校いただきました。

 感謝を申し上げますとともに、準備や運営に対しても御協力いただき、ありがとうございました。

 さらに良い観一祭になるよう、取り組んでまいります!

29校長ひとことNO.15(9.3)

  2017/09/03

2学期始業式講話です!

  42日間の長い夏休みが終わりましたが、皆さんの夏休みはどのようなものだったでしょうか?

 1学期の終業式では、夏休みに海外に出たり、大学研究室訪問やオープンキャンパス、その他の校外行事に参加したりする生徒が多くいることに対し、そういった参加・挑戦できることに感謝し、精いっぱい努力してもらいたいという話をしました。 ただ今、多くの皆さんに表彰状を渡しましたが、これも、挑戦、努力、感謝の賜物かと思います。

 この夏、観一生は、本当にいろいろな分野で活躍してくれました。

 理数科は、7月の香川県高校生科学研究発表会や全国のSSH発表会、中四国九州の課題研究発表大会などで素晴らしい発表をしてくれました。

 吹奏楽部は、全国吹奏楽コンクール県大会で金賞を受賞して10年ぶりに四国大会に出場し、そこでもすばらしい演奏をしてくれました。そして、

 陸上部は、観一の118年目の歴史を変える、インターハイでの棒高跳男女アベック優勝、女子でのワンツーフィニッシュ、4名の同時入賞、さらには高校選抜大会での再度のワンツーフィニッシュです。

 それ以外でも、夏休み前に紹介しましたが、アーチェリー部、邦楽部、写真部、放送部の全国大会への出場もあり、今年の夏は、本当に全国各地で観音寺一高の名前を高めてくれました。 これらの活躍に対し、卒業生や地元の方、その他大勢の方から、観一生の頑張りを誉めていただく機会が多くありました。これは、関係の生徒や先生方だけでなく、全校生、全職員の喜びです。 その褒めていただいた時、皆さんから「今の観一には、勢い、パワーがあるな」と言われ、私もそう感じています。

 今日から、始まる2学期で、この観一生のパワーを、3年生は本気の受験勉強、1,2年生は、真近に開催するの観一祭や、授業、部活動にぶつけてもらいたいと思います。

 さて、2学期の最初に、1つ話をしたいと思います。 これは、休み中に読んだ本に書かれていた、道元禅師の話です。皆さんは、道元という人を知っていますか? 道元禅師は、鎌倉時代に曹洞宗を開き、福井県の永平寺の開祖となった人です。8歳の時に母を失うなどして、世の無常を感じ、14歳で髪を切って出家しています。 今から、道元禅師と弟子の問答を話ます。皆さんも、弟子の質問に答える道元になったつもりで考えてみてください。

  まず、弟子、「人間はなぜ成功する人としない人がいるのですか」

 その問いに対し、道元、「成功する人は努力するからだ」と答えました。

 すると弟子は、「努力する人としない人がいるのは何故ですか」

  道元、「努力する人は志があるからだ」

  弟子、「なぜ志ある人とない人が生じるのですか」

 道元、「志のある人は、人間は必ず死ぬということを知っているからだ。志のない人は、人間が必ず   死ぬということを本当の意味で知らない。その差だ」 と答えたそうです。

 この問答は、私たちに大事な示唆を与えてくれていると思います。その本に書かれた解説は、「成功する人は、自分に与えられた時間が有限であることを意識している、時間の重みを知っているからこそ、志が持てる、志を持てば努力する、努力すれば成功するのだ」というものです。

 3年生に当てはめると、受験など「自分の目標とするものや、その達成までの時をしっかり認識し、強い志や意識をもって努力すれば合格できる。」となるでしょうか。 目標への取組みを考えて計画し、時間を大切にして、努力をしてもらいたいと思います。

 学期の始まりは3回ありますが、心をリセットして新たな取組みができる時です。  特に。2学期は気候もよくなり、1年間で最も長く、充実した毎日が送れる時期です。規律と節度ある生活を送り、皆さんが成長する2学期となることを期待しています。