一つ前の記事の続きです。
さて、このFESTAT2020 Kick Off イベントの目玉でもあります、講演も実施しました。
ご講演いただいたのは、今日本で一番忙しいといわれる
安宅和人先生による講演
「”withコロナ時代”を考える」と題した講演でした。
本校のSSH運営指導委員の渡辺美智子先生(慶應義塾大学大学院教授)にご紹介いただき,今回の講演が実現しました。
「未来は目指すものであり創るもの」
「Jump!」というメッセージは、心に届いたと思います。
ありがとうございました。参加生徒からも様々な質問が出ました。
コロナウィルスとGoToキャンペーンについて、AIと倫理について、知性について…
興味が尽きませんでした。
司会をしてくれた大学生によると
「1時間、若者はどうあるべきか、どうするべきか、ただただ圧倒されながら考えさせられる、そんな1時間でした」
とのこと。まさしくその通り。
Zoomの反応ボタンで各校から拍手が起こり、この講演は幕を閉じました。
3時間余りのFESTATキックオフイベント、学び多き贅沢な時間となりました。
7.29追記
このイベントが、教育新聞の7月28日付記事で紹介されました。
記事 → https://www.kyobun.co.jp/news/20200728_05/
8.5追記
このイベントが、四国新聞8月5日付記事で紹介されました。
記事 → https://www.shikoku-np.co.jp/dg/article.aspx?id=K2020080500000000600
さて、一つ前の記事の続きです。
FESTAT2020 kick off イベント、続いて参加する高校生の皆さまから、
探究のテーマや、参加する意気込みや自己紹介が、リアルタイムやオンラインで共有されました。
今年のFESTAT2020に参加するチームは、
群馬県立高崎高等学校から2チーム、
長野県上田高等学校から1チーム、
愛知県立旭丘高等学校から1チーム、
愛知教育大学附属高等学校から2チーム、
福井県立若狭高等学校から3チーム、
洛星高等学校から1チーム、
大阪府立四条畷高等学校から1チーム、
奈良学園高等学校から8チーム、
神戸大学附属中等教育学校から6チーム、
兵庫県立姫路西高等学校から2チーム、
徳島県立脇町高等学校から1チーム、
高松第一高等学校から1チーム、
愛媛県立松山南高等学校から3チーム、
愛媛県立宇和島東高等学校から3チーム、
山口県立下関西高等学校から1チーム、
鹿児島県立国分高等学校から1チーム、
香川県立観音寺第一高等学校から1チーム 、
合計17校38チームです。
さて、参加される皆さんは、探究をすすめ、スライド発表動画を9月2日(水)までにアップロードし、9月5日(土))~11日(金)の期間中に,外部アドバイザー,連携大学の大学生や大学院生,参加高校生が発表動画をみあいます。そして、9月13日(日)には、Zoomを用いてFESTATグループセッションを行う予定です。楽しみですね。
また長くなってしまいました。続きは次の記事で。
今年度のFESTAT(本校主催の統計探究全国発表大会)は、オンラインで行います。
FESTATは、FESTA(祭典)とSTATISTICS(統計)を合わせた造語で、
統計やデータ利活用の探究で、全国の高校生や大学生、教員、専門家が交流することで、
学びの場を創出することが目的です。今年で2年目の取り組みです。
今日はキックオフイベントを行いました。Zoomで30以上の地点をつなぎ、YouTubeでも限定公開でライブ配信を行いました。
本校が連携協定を結んでいる滋賀大学データサイエンス学部に企画運営のサポートをしていただきました。
FESTAT参加校がオンライン上に一堂に会し、これから統計の探究を頑張っていこう、という機運を盛り上げることが目的です。
すべて、本校を2年前に卒業した千葉大学の学生が司会進行を行いました。
まずは、本校の土井校長先生から開会あいさつで、FESTATの意義が語られました。
次に、文部科学省初等中等教育局 主任視学官 長尾篤志 先生 から、統計・データを活用した探究の価値について語られました。
次に、統計データの課題研究を経験して進学した大学生や,昨年度にFESTATに参加高校生からのメッセージが寄せられました。
本校を卒業した、筑波大学の大学生3名、滋賀大学の学生2名、大阪大学の学生1名、
そして昨年度FESTATに参加した愛知教育大学附属高校出身の愛知教育大学の学生1名、徳島県立脇町高校の3年生4名より、メッセージをいただきました。
統計探究の意義や面白さ、大学に行ってから役立っていること、やりがい、統計の探究から学んだこと、気を付けるべきポイントなどが語られました。
ついこの間まで高校生だったみなさん、とてもリッパなコメントで、見ていた先生方は驚くばかりでした。後輩たちにとって、学び多き時間になったはずです。本当に、本当に、協力してくれた皆さま、ありがとうございました!!
長くなってしまいましたので、続きは、次の記事で…
本校のウェブサイトでは、
トップページ ≫ SSH ≫ 成果報告書・開発教材 のところに、
一部ですが、開発した教材をアップロードしています。
本日新たに、
をアップロードしました。
コロナ禍で、大学の先生などにアドバイスをいただきたいとき、
よくZoomなどwebミーティングアプリを用いることが多いのですが、
発表も、質疑もリアルタイムでオンラインですと、
相手の先生を長い時間拘束してしまいます。
そこで、発表の部分をオンデマンド配信にすることで、お互いの負担を軽減できます。
生徒も空いた時間に動画収録し、先生方も空いた時間に動画を視聴するわけです。
実際にその方式を活用したのがこのイベントです。
そんなに高スペックではない「生徒用タブレット」で、特別なソフトも使わず、簡単に作れます。
生徒の顔も出ず、発表内容を伝えることがメインの動画が作ることができます。
7月20日、スーパーサイエンスハイスクールの中間評価の結果が、文部科学省ウェブサイトで発表されました。
本校の評価結果は、上から2番目の
「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される。」
というものでした。
)本校のSSH科学技術人材育成重点枠事業
FESTAT(全国統計探究発表会)、今年も開催します。
昨年度は、観音寺市民会館(ハイスタッフホール)で開催し、大きな盛り上がりを見せました。
(参考)昨年度実施内容と様子
https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/sshblog/archives/167
https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/sshblog/archives/168
今年はコロナ禍で、みんなで一堂に会して学びの場を創出することは難しい。
でも、オンラインならできます。むしろ、昨年よりダイナミックに。
開催要項は、こちらです。
詳細はまだ決まっていないこともあるのですが、参加を希望する高校には、どんどん情報をお伝えします。
本校が連携協定を結んでいる滋賀大学データサイエンス学部に企画段階からサポートをいただきました。ありがとうございます。
本日,理数科3年生10グループによる,
SSH課題研究発表会が行われました。
去年までは,⇓こんな形で実施していましたが,
https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/sshblog/archives/163
今年は「新しい生活様式」に合わせて,オンデマンドとオンラインを組み合わせた実施です。
生徒は,次のタイトルを,6月25日に,
関係者限定,期間限定でYouTubeにアップロードしていました。
1 回転するパラシュートの作成
2 CNFの曇り止め剤への活用
3 歩行の運動エネルギーを利用した発電
4 オジギソウの調位運動の解明
5 多変量解析を用いたカマタマーレ讃岐の傾向分析と強化点の発見と提案
6 エタノール燃料電池発電の効率化
7 瞬間発煙法によるプロペラの気流の可視化
8 微生物燃料電池の開発
9 クスノキの葉の分解
10 多変量解析を用いたカマタマーレ讃岐の強化点の分析
その動画を,大学教授など多くの先生にご覧いただいて指導,助言,評価をいただき,
そして本日7月2日,オンラインでつながった,各大学の先生方から,
すべてのグループに、画面の向こうから,どんどん質問が飛んできます。
今日を迎えるまで、振り返ります。
理数科のみなさんは,昨年度2月に課題研究の中間発表をしました。
https://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/sshblog/archives/195
そのあと,学年末考査。それがおわると,3,4,5月と休校。
6月に学校が再開して,3週間余りの研究。よくぞ、ここまで頑張りました。
観一の学びは,止まらない。
いや、止めてはならない。
ご指導ご助言いただいた先生方、本当にありがとうございました。