| 単元の評価規準 | 算数への関心・意欲・態度 | 数学的な考え方 | 数量や図形についての表現・処理 | 数量や図形についての知識・理解 | 
| 分数のわり算の計算の仕方を自ら考えようとする。また,分数のわり算が使われる場面を知り,そのよさが分かり,積極的に使おうとする。 | 既習の内容や方法をもとに,分数のわり算の立式や計算の仕方を考え出したり,説明したりすることができる。 | 分数のわり算の計算が正しくでき,その適用をはかることができる。 | 分数のわり算の意味が分かり,計算の仕方が分かる。 | 
| 時間 | ねらい・学習活動 | 関 | 考 | 表 | 知 | 学習活動における具体の評価規準例 | 
| 1 | 単位時間あたりの織布の面積から,分数のわり算の場面をつかみ,分数÷整数の立式の意味を理解する。分数÷整数の計算の仕方を考える。 | ■ | ■ | 【関】「分数の除法の計算を整数や小数の計算をもとにしていることに気づき,進んで活用しようとする」 B:単位時間あたりの面積を求めることばの式を使って計算しようとする。 A:数値が分数になった場合にはどうなるか考えようとする。 【考】「分数の除法の計算を整数や小数の計算をもとにして,筋道を立てて考えることができる」 B:1時間あたりの面積を求める式をかき,3/5÷2の計算の仕方が考えられる。 A:3/5÷2の計算の仕方を面積図等を使って説明することができる。 | ||
| 2 | 分数÷分数の立式の意味と計算の仕方を理解する。 | ■ | 【考】「問題文をことばの式にあてはめて立式し,計算の仕方を考えることができる」 B:3/5÷1/3の計算の仕方を面積図等またはわり算のきまりの活用を通して考えることができる。 A:わられる数とわる数に同じ数をかけて,わる数を1にして,簡単に計算することができる。 | |||
| 3 | 分数÷分数の一般的な計算の仕方を理解する。 | ■ | 【知】「分数のわり算では,わる数の分母と分子を入れかえた分数をかければよいことが分かる」 B:わられる数とわる数に同じ数をかけて,わる数を1にして,分数÷分数の計算ができる。 A:わられる数にわる数の逆数をかけて,分数÷分数の計算ができる。 | |||
| 4 | 分数のわり算の立式が一層できるようにする。 | ■ | 【考】「(分数)÷(分数)の演算決定の方法を考えることができる」 B:三つの数量の関係をかけ算の式で考え,わかっている数を式に入れて,逆算で求めることができる。 A:分数で表される数を整数におきかえ,ことばの式を想起しながら,分数の立式ができる。 | |||
| 5 | 分数を使った割合の問題や速さの問題を解くことができる。 | ■ | 【表】「割合や時間などを表す分数を用いて,問題解決ができる」 B:面積図・関係図などを利用して,問題文の立式ができる。 A:分数を使って立式し,手際よく問題を解くことができる。 | |||
| 6 | 分数の乗除の問題作りを通して,分数の乗除の演算決定がより一層できるようにする。 | ■ | 【考】「分数の乗除が用いられる場面をいろいろ考えることができる」 B:これまでの学習を生かして,分数を使った立式をし,演算決定ができる。 A:立式の根拠について,既習事項を使って簡潔に説明することができる。 | |||
| 7 | 分数の乗除の演算決定問題が分かり,作問することができる。 | ■ | 【表】「人の体に関する情報を使った問題を解いたり,作ったりできる」 B:様々な問題について,演算決定ができ,問題を解くことができる。 A:自力で解決した後,それぞれの問題について検討し合ったり,新しく問題を作ったりできる。 | |||
| 8 | わられる数と商の大小比較を通して,わる数と商との関係について確かめようとする。 | ■ | 【関】「わられる分数をきめ,いろいろな分数でわって商の大きさを確かめようとする」 B:見通しがもてなくても「わられる数」と商の大小比較をしようとする。 A:分数のかけ算の学習を生かし,見通しを持って,「わられる数」と商の大小比較ができる。 | |||
| 9 | 「練習」をすることを通して,分数についての理解を深める。 | 
