単元 7 「比例」
| 単 元 の 評 価 規 準 | 算数への関心・意欲・態度 | 数学的な考え方 | 数量や図形についての表現・処理 | 数量や図形についての知識・理解 | 
| 身のまわりから,比例関係になっている,伴って変わる2つの量を見つけ出そうとする。 | 比例関係を用いて問題を解決する仕方を考える。 | 比例関係を,表やグラフ,ことばの式に表すことができる。 | 比例の意味や性質がわかる。 | 
| 時間 | ねらい・学習活動 | 関 | 考 | 表 | 知 | 学習活動における具体の評価規準例 | 
| 1 | 事象にはいろいろな変化があることに関心をもち,伴って変わる2つの量の関係を調べようとする意欲をもつ。 | ■ | 【関】「2つの数量の関係に関心を持ち,意欲的に見ようとする」 B:表を横に見ていったり,縦に見ていったりして変わり方を比較し,気づいたことを自由に発表し,話し合うことができる。 A:様々な関係を比較することで,伴って変わる関係にはいろいろな場合があることをノートにまとめることができる。 | |||
| 2 | 時間と水の深さの変化を通して変化の考察の仕方を知り,比例の定義と性質を理解する。 | ■ | ■ | 【考】「伴って変わる2つの数量の変化のきまりを見つけることができる」 B:表を縦に見て,どこでも時間の2倍が深さになっていることを見つける。表を横に見て,1分のときをもとにすると時間が2倍,3倍,…となると,深さも2倍,3倍,…となることに気づく。 A:表を縦に見て,時間と深さの関係を「2×時間=深さ」の式で表すことができる。表を横に 見て,どこを基準にしても時間が2倍,3倍,…となると,深さも2倍,3倍,…となることに気づく。 【知】「比例の意味と性質を理解することができる」 B:表を縦または横から見て,時間と深さは比例していることが分かる。 A:表を縦と横から見て,時間と深さは比例していることが分かる。 | ||
| 3 | 比例の定義や性質に照らし合わせ,比例する事象を判断することができる。 | ■ | 【考】「既習の比例の定義や性質を積極的に活用しようとする」 B:表を縦に見たり,横に見たりして,ある場合ではきまった数が求められないので比例しないことが分かり,ある場合ではきまった数が求められるので比例していることが分かる。 A:表を縦に見るか,横に見るか自分で判断し,比例の定義・性質に照らし合わせて調べてノートにまとめることができる。 | |||
| 4 | 身のまわりから,比例する事象をみつけたり,考察したりすることができる。 | ■ | 【表】「伴って変わる2つの量の関係を表に表し,比例の性質にあてはめて,比例しているかどうかを見つける」 B:1つの事象について表を作り,表を縦に見たり,横に見たりして比例しているかどうか調べることができる。 | |||
| A:様々な事象について表を作り,表を縦に見たり,横に見たりして比例しているかどうか調べることができる。 | ||||||
| 5 | 比例のグラフの書き方を理解する。 | ■ | ■ | 【表】「比例のグラフはどんなグラフになるのか考え,グラフをかくことができる」 B:表をかいて,比例のグラフは折れ線グラフのようにかくことがてきるという予想をたてることができる。 A:グラフのきまりにそって比例のグラフをかき,このグラフが直線になることと,縦軸と横軸 の交わるところを通っていることに気づき,ノートにまとめることができる。 【知】「比例のグラフの特徴を理解することができる」 B:比例のグラフは,原点を通る直線になることが分かる。 A:比例のグラフから,表の2つの値の間も連続変化していることが分かる。 | ||
| 6 | 比例する事象を式に表して,グラフをかくことができる。 | ■ | 【表】「既習事項を総合的にまとめ,整理することができる」 B:2量の関係を式に表し,この式を使ってグラフをかくことができる。 A:比例のグラフをかくときには,いくつかの点を見つけて,縦軸と横軸の交わる点とを結ぶ直線をかけばよいことを利用してグラフをかくことができる。 | |||
| 7 | 比例のグラフをよむことができる。 | ■ | 【表】「数量の関係に着目して対応する数値を求めることができる」 B:比例のグラフを見て,一方の値から対応するもう一方の値を読み取ることができる。 A:比例の式にあてはめて,対応する値が正しい値になっていることを確かめることができる。 | |||
| 8 | 時間と道のりの関係を表したグラフを見て,いろいろなことをよみとることができる。 | ■ | 【関】「時間と道のりのグラフからいろいろなことをよみとろうとする」 B:時間と道のりのグラフから気がついたことを発表したり,ノートにまとめたりできる。 A:進み方の違いをグラフとつないで説明しようとする。 | |||
| 9 | 「練習」をすることを通して,比例関係の判断や比例の式表示とグラフ表示などについての習熟を図る。 | 
