NEWS・11月

 12月1日(火)

2年理系生徒(76名)を対象に、徳島文理大学で1日研修を行いました。
午前は4講座(放射線の基礎知識、薬の構造と溶け方、微生物にふれてみよう、マシニングセンターでメダルをつくる)、午後は3講座(ヒトの身体、マイクロセンサー、画像について)の中から、それぞれ1つずつ受講しました。

「微生物に触れてみよう。」
 ドライイーストを使って、バイオエタノールを作ったり、乳酸菌を見たり、盛りだくさんの2時間半でした。線虫を移しかえる作業に苦戦して、特に印象に残ったと答える生徒が多くいました。

   
 「薬の構造と溶け方を見てみよう」
薬にコーティングされているものとされていないものがあり、薬の溶ける時間が違ったり、薬によって包装がちがうことを、実際に薬を溶かして観察しました。カプセルに薬を入れたりする作業も楽しかったです。

「ヒトの身体ってどうなっているの」
人形に電気ショックを与えて心肺蘇生をしたり、模型を使って透析用の注射を刺す体験、電気メスを使うなど、いろいろな体験をさせてもらいました。

   
     

12月4日(金)

総合的な学習の時間に2年生によるディベート大会の準決勝戦と決勝戦が行われました。コミュニケーション能力を育成するために毎年行われている大会です。 準決勝のテーマは「原発は再稼働すべきか否か」、決勝戦のテーマは「東京オリンピックの開催には賛成か否か」でした。
クラス予選を勝ち抜いたクラス代表が、仲間4名で話し合いながら立論、反駁(はんばく)、まとめの発表を行いました。決勝戦は1年生も見学し、勝負の行方を見守りました。

あらかじめ抽選で肯定側と否定側に分かれての対戦でしたが、どのチームも限られた時間の中で真剣に話し合い意見をまとめます。意見を言い足りず、制限時間を超えての発言に、司会に制止される場面もありました。

「東京オリンピックの開催に賛成」の意見を述べた2年2組が優勝しました。

優勝チームには校長先生より賞状が授与されました。


12月24日(木)

2学期の終業式がありました。

式に先立ち、全国高校ラグビー大会に出場するラグビー部の壮行会と、文化部、運動部の各種表彰がありました。

ラグビー部は2年連続10回目の全国大会出場になります。

廣瀬主将は、これまでの練習の成果を発揮し、悲願の全国1勝を挙げると抱負を述べました。

校長先生からは、My Bestを尽くし、悔いのない戦いをしてきてほしい、との激励をいただきました。
最後に、応援団のリードにより全校生でエールを送りました。

     
続いて、2学期中に優秀な成績を挙げた、文化部、運動部に対して、表彰式がありました。
終業式では、校長先生が、1897年に掲載された、8歳の少女の「サンタクロースは本当にいるの」という投書に対する新聞社の返答の社説を紹介しながら、「目に見えないものの大切さ」、そして「それを信じることの素晴らしさ」を生徒に語りました。

当時8歳のヴァージニア・オハンロンが出した手紙

 編集者さま:
  私は8歳です。 私の何人かの友だちはサンタクロースはいないと言います。
  パパは「サン新聞が言うことならそのとおりだ」と言います。どうか私に本当のことを教えてください。
  サンタクロースはいるのでしょうか? 私の何人かの友だちはサンタクロースはいないと言います。
  パパは「サン新聞が言うことならそのとおりだ」と言います。
  どうか私に本当のことを教えてください;サンタクロースはいるのでしょうか?                                  


12月28日(月)

ラグビー部が全国高校ラグビーフットボール大会第1回戦に臨みました。

対戦相手は関市立関商工高等学校(岐阜)で、22年前に本校が初出場した時の対戦相手でもあり、高校日本代表候補2人を擁する強豪校です。

前半開始早々、スクラムから展開されて先制を許してしまいました。

関商工の圧力は想像以上に強く、北高は本来のリズムを作ることができず、ミスも続いて失点を重ねてしまいました。
しかし、北高フィフティーンは、体格で上回る相手の突進を何度も

低いタックルで止め、最後まで気持ちを切らさず戦い切りました。

最終的には0-68で完封され、全国大会初勝利は成りませんでしたが、

全国大会での1勝を本気で目指し、努力を重ねてきた選手一人ひとりに、

応援団から暖かい拍手が送られました。

試合後、全員で円陣を組み、3年生は仲間への感謝を述べ、

後輩に全国大会での1勝の夢を託しました。