平成22年5月28(金)
丸亀高校創立117周年を記念して丸亀高校の先輩であり社会でもご活躍されている潮江宏三先生に講演をしていただきました。 |
講師 | 京都市芸術大学美術部教授(前京都市立芸術大学学長) 潮江 宏三 氏 (昭和40年卒) |
専門 | 西洋の近世・近代絵画史研究を中心とする西洋美術史 特にイギリスの美術史研究がご専門 著書 単著『シャガール』『ブレイク』、編著『芸術学ハンドブック』 共著『現代芸術のトポロジー』など |
演題 | ![]() |
潮江先生は、高校のころ理系を選択していたにも関わらずに、美術の魅力にはまり京都大学の文学部へと進学しました。そして今では美術の教授として美術の魅力を伝えています。 潮江先生は西洋美術を専門としていて、今日は私たちにミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチなどの西洋作品の一部について紹介していただきました。 |
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丸亀高校在学中に読んだ本がきっかけで美学美術史に 興味をもち、理系にもかかわらず哲学科の美学美術史を 専攻したエピソードで講演が始められました。 |
ジョットの『キリストの哀悼』を皮切りに、 8枚の絵画を通して「美術と音楽を楽しんでほしい」 との言葉で講演を終えられました。 |
■感想 |
マザッチョの楽園追放やレンブラント・ハルメンス・ファン・レインの夜警やレオナルド・ダ・ヴィンチの人体比例図などの有名な作品について、わかりやすく解説していただき、その絵から始まった遠近法などの技法についても丁寧に教えていただきました。そして絵をただ見るだけでなくて、違う視点から絵画を鑑賞することができました。今日の講演を聞いて、美術の世界に一歩近づけたと思います。僕は芸術では美術を選択しているので、絵の中に魅力を見いだせるような作品を作成できるようにしたいと思いました。 |
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