1年テーマプロジェクト講演会



対象 1学年 282名(7クラス)
日時 平成23年11月16日(水)
   講義1  4限目 (13:10〜14:15)
   講義2  5限目 (14:25〜15:30)
目的 各界で活躍されている8名の講師の方々から、現在の仕事の内容や、経験談、進路決定に関するアドバイスなどを聞き、生徒が自分の将来を考える際の指針とする。
方法 講義1、2でそれぞれどの講師の講演を聴きたいか事前に選択させ、第一希望を優先してグループ分けをする。


講義内容
講義1

医師

電力会社の方

テレビ放送局の方

高等検察庁検事
 医師として必要なこととして、まず第一に、人(患者)とコミュニケーションがとれること、優しい気持ちが持てること、そして、忍耐力、体力、医学部に入ることができる学力を挙げられ、医者になるまでの道のりの現状を話されました。  四国電力での仕事を文系・理系ごとにまとめて、それぞれの立場から具体的な内容を紹介されました。さらに、若手社員の志望動機や、職業選択の際のポイント、地元企業に勤める意義、仕事が自己肯定感を育成する過程などを話されました。  テレビ放送局現場のトップの方から、アナウンサー、報道記者、プロデューサー、報道局報道部長等をされての苦労話や仕事の醍醐味を分かりやすく話していただきました。また、自分の夢を持ち続け、チャレンジすることの大切さを生徒に熱く語られました。  法律が我々の生活に関わっており、人の人生を左右する責任の重い職業であること、だからこそやりがいのある仕事だということをお話されました。何事もやって後悔することはない、やらないのは0ではなくむしろマイナスであると話されたことが印象的でした。
講義2

食品会社 社長

弁護士

薬剤師

教育委員会管理主事
 企業のトップとして、企業は社会に貢献しているのか、企業が求める人材とは、などについて話されました。仕事では普通の視点や普遍的な概念と異なる見方ができることが大切であること、受身でやるものは役に立たないなどのお話を興味深く聞かせていただきました。  弁護士は社会生活上の医師の役割を担っており、そのためには、司法試験に合格することはもちろん、忍耐強さ、体力、人の気持ちを感じる心が必要であると話されました。高校時代から弁護士になるまでの学生生活、弁護士の仕事と使命、求められる資質などを分かり易く丁寧に説明していただきました。
 薬剤師を目指したきっかけから、現在の勤務先での仕事の内容などについて分かりやすく説明していただきました。医療機関での薬剤師の仕事内容は生徒が知らないことも多く、特に、チーム医療の担い手としてのお話は、生徒にとってとても新鮮であったようです。  教育委員会の管理主事という立場と高校の教員としてのご経験から、教師の仕事や教員に求められていることなどを分かりやすく話していただきました。やりがいや喜びも大きいが、使命感や情熱、豊かな人間性、たくましさなど求められるものも多く、責任感を伴う大変な仕事であると話されました。

生徒の感想

私は文理選択で今迷っていて、講師の先生のお話を聞き、とても前向きになれました。やりたいことがあれば、とにかくやってみること。それが違っていても間違いではないし、無駄ではないこと。やらなければ後悔すること。それが一歩前進すること。私も今まで、正直、決めなければいけないのに逃げていました。やりたいことを見つけて挑戦したいと思っています。

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