誰もが幼い頃、ウルトラマンやドラえもんといった特撮やアニメを夢中になって見た経験があるだろう。怪獣が暴れまわり、ヒーローは変身、巨大化し、豪快な必殺技や超ハイテク技術を駆使してこれに立ち向かう。そんなスペクタクルなシーンに心奪われ、強い憧れを抱いた人も多いと思う。今日も数多くの作品が世に出ており、大衆の広い支持を得ている。

 そんな人々の心を惹きつけてやまない特撮やアニメの世界。しかし冷静にその世界を眺めて見ると、明らかに科学の法則を無視した不可解な現象が起きている。

 特撮やアニメの世界で常識となっている現象は、果たしてどこまで正しいのか。無理に実現したらどのようなことが起こるのか。そんな素朴な疑問に対し、多少強引ながらも科学的な見地から検証を試みた。ちなみに「空想科学」とは、特撮やアニメなどの世界を指す。

だが、我々が特に力を入れたのがハリボテである。石庭にあるアーチ(ハリボテ)と比べても見劣りしないだろう。校内アーチ部門でもあれば余裕で一位を狙える出来だ。
我らが306教室の中央に聳えるウルトラノハハ。近寄れば、その天をも貫かんばかりの鋭さとパワーをもってそびえ立つ姿にただただ驚嘆するばかり。要クリック(←上の写真)
さらに、床を貫通し真下の教室(写真部の校内展示)の中央をハハの下半身が占拠。これには来訪者も呆然唖然。