1年4組 「新科学博物館」

我が一の四は教室展示『新科学博物館』を催しました。
展示内容としては、斜めの部屋に始まり、巨大シャボン玉、空気砲、スライム作り、エコーマイク、自由研究発表という、科学を織り込んだものばかりです。

九月八日(木)

 本日は斯文祭二日前。教室展示の我がクラスもだんだんと出来上がりつつあります。
斜めの部屋は、仕掛けが本日完成。この後茶目っ気たっぷりの女子のみなさんが外装、内装共に賑やかにしていく模様。
 エコーマイクも既に完成済み。試しに使ってみると本物のマイクのように声が拡張されてびっくり!ただの紙コップから作られたものとは思えない出来です。
 スライム、シャボン玉は当日ぎりぎりまで実物の制作は控える模様。既に予算オーバーしているから、節約のためかも(笑)?
 空気砲が難航中。最初は線香の煙を使う予定だったのですが、火は使えないとのことで急遽ドライアイスを使うという案が浮上。しかし、入手先の検討がつかないのでこのままでは危ないようです。的当てだけになってしまうかも…。頑張れ、空気砲担当のみんな!

 斯文祭の準備とはいっても、部活動を優先させる人も多くなかなか全員揃って、というわけにはいきません。人手が足りなくて進行が遅れている班もあるようです。後二日、これからが踏ん張りどころです。



九月九日(金)

 とうとう明日が斯文祭本番です!それに向けて我が一の四もラストスパート!
 斜めの部屋は外装に拘り、外側からだけなら斜めでなく真っ直ぐに見えるように奮闘していましたが(掃除の箒まで使おうとして!)結局断念してしまいました。やはり布一枚では無理があったんでしょうね…。けれど代わりに学級旗を飾り、一の四をめいいっぱいアピールしました。
 スライムはやはり、本番まで作らずにおくようです。
 しかし、シャボン玉の試行が行われていて、かーなーりやばい様子。輪っかを液に浸して持ち上げてみても、膜が作られてません!大丈夫でしょうか?
 難航中だった空気砲は、班員四人の内常に何人か欠けつつも精一杯頑張って完成いたしました!結局ドライアイスは入手が不可能ということで、やはり的当てのみに…しかしそれも点数や賞品をつけたりして、工夫をこらした出来になっています。
 廊下、教室の装飾も、風船をたくさん使ったり、足跡の模様を貼り付けたりして賑やかになりました。ただ、三十分に一回くらいの割合で風船が割れているのがきになりますが…。明日の朝、風船は何個残っているのでしょうか(笑)?

 泣いても笑っても明日が本番。わがクラスの『新化学博物館』は皆様の目にどう映るのでしょうか…とにかく、二日間を精一杯やるだけ!



さて、ここで展示物についてご紹介いたしましょう。

<斜めの部屋>

 展示のメインとも言える斜めの部屋は、使った予算に比例して巨大なスペースを教室内に確保しました。多分、教室展示としてはかなり大きかったんじゃないでしょうか。
 その名の通り斜めの部屋。中には壁にボールを転がす装置が取り付けられていて、平衡感覚が狂うその中では、まるでボールが坂を上っていっているように見えるのです!人間の感覚って不思議ですね。

<巨大シャボン玉>

 巨大シャボン玉は小学生くらいのお客に人気でした。シャボン玉の中に入ってみたい、とは誰でも一度は思うでしょう。これはそんなささやか(かどうかはわからないけど)な夢を叶えてくれます。
 しかし前日は、シャボン玉の試行で、かーなーりやばい様子でした。輪っかを液に浸して持ち上げてみても、膜が作られない状態だったのです。一日でここまでしっかりしたシャボン玉に仕上げた担当のひとたちに拍手!
………これで浮けたら、もっとよかったのにな。なんて愚痴をこぼしてはダメですよ。

<空気砲>

 空気砲は、当初線香を使って作る予定でしたが、線香程度の火も禁止ということで当日は的当てのみとなりました。
 案としては景品は飴だけ。大丈夫かな、お客さん来るかな、ととても心配でしたがなんと当日、クラスの皆がそれぞれぬいぐるみやピンバッチや塗り絵やその他モロモろ多分いらな…もとい、貰ったら嬉しいものをもってきてくれて、賞品がはじめ飴玉の予定だったのが、一気に豪華絢爛になりました。そのおかげもあるのでしょう、たくさんの人が空気砲の的あてを楽しんでくださり、終了する頃には作った八個の内五個が半壊するという、取りようによっては嬉しい事態でした。

<スライム>

 スライム作りも、皆さんあのぐにゃぐにゃしたのを面白がって作っていました。「魔法の粉をいれるとアラ不思議!スライムの出来上がり〜」みたいな。結構知れ渡っているスライムですが、実際つくったことのあるひとは少ないようです。

<エコーマイク>

 なんと香川県教育センターというところにメールで問い合わせ、詳しい作り方の説明をいただいたものです。その名の通り、「ヤッホー」などと叫べば声がエコーとなって返ってくる代物です。
 展示前からみんなはまっていましたね…。

<自由研究発表>

 皆の自由研究を展示するため、TさんとHさんが一週間近く頑張りに頑張ってくれました!もしかしたら他のどの班のひとより頑張っていたかも…?


九月十一日(日)

 今日が斯文祭終了日。残念ながら入賞は出来ませんでしたが、我が一の四の『新科学博物館』は、なかなかお客さんに好評なようでした。
 中でも好評だったのが、斜めの部屋。来る人来る人が見てびっくりしていました。………その大きさに驚いたんじゃないかと思うのはわたしだけ?(だいたひかる風に)いやいや、ちゃんと内装や仕掛けにも感心してくれたと思いますよ。
 小学生くらいの子は、シャボン玉やスライム作りが良かったようです。やはり、普段遊ぶときは小さいものばかりのシャボン玉の中に入るというのは夢があるのでしょうね。スライム作りも、あのぐにゃぐにゃしたのを面白がって作っていました。「魔法の粉をいれるとアラ不思議!スライムの出来上がり〜」みたいな。
   空気砲は、クラスの皆がそれぞれぬいぐるみやピンバッチや塗り絵やその他モロモろ多分いらな…もとい、貰ったら嬉しいものをもってきてくれて、賞品がはじめ飴玉の予定だったのが、一気に豪華絢爛になりました。そのおかげもあるのでしょう、たくさんの人が空気砲の的あてを楽しんでくださり、終了する頃には八個の内五個が半壊するという、取りようによっては嬉しい事態でした。……その余りをクラス内でほしいひとがかっぱらっていったというのは秘密です。ええ秘密ですとも。

 何はともあれ、斯文祭も無事終了。皆さん、お疲れ様でしたー!
 来てくださった方々、どうもありがとうございました!