~猫バス〜

僕たち24組は猫バスを造ることになりました。

それは、恐らく、学級目標が「にゃんにゃん」であり、万博で「サツキとメイの家」が注目を集めたからだと思われます。
そのせいか今年はジブリ系のアーチが多かったような気がします・・・。 

製作は七月下旬から始まり、出だしは好調でした。
しかし思うように人が集まらなかったり、いろいろもめごとがおこったりと、夏休み中は大変な日々の連続でした。

九月に入り急ピッチで作業が進められる中、またもやトラブルが起こります。

まず一つは屋根が崩壊しかけたのです。紐と針金で屋根の隅を固定していたのですが、ほどけてしまいました。一時は緊迫した空気があたりを張り巡らしましたが、ここはクラスのイケメンどもが難なく修理し、事なきを得ました。 僕はこの写真を撮ったり、梯子を持ったりと、ただ状況を見守るのみでした。

続いてのトラブルは屋根が崩壊しました。「崩壊しかけた」ではなく実際に崩壊してしました。九月七日、台風による臨時休校明けに学校に行ってみると屋根は大きく傾いていました。前々日に台風に備え、猫バスをブルーシートで覆い、重石もたくさん置いた僕たちはうなだれました・・・・。まだ壁の新聞がはがれた程度であればやり直しは効くのですがあれほど屋根が傾いてしまえばどうしようもありませんでした。 やむなく僕たちは屋根を撤去することにしたのです。 しかし皆さん聞いてください。屋根の柱で左後ろの柱は不自然にもほかの柱より大きく傾いていましたよね? あれは僕のせいなのです。夏休み、骨組みの製作段階時にあの柱に横木をいれましたが、そのときに柱に必要以上に切り込みをいれてしまいました。ごめんなさい。この場をお借りしてお詫びします。

屋根をのけてすっきりした猫バスはこのようになりました。(製作途中)

屋根は細い割り竹を曲げてアーチ上に張り巡らし、その上にビニールシートを乗せることにしました。 猫バスの中にも入れるようにして、トトロを置いたりクイズをしたり、まっくろくろすけを吊るしたり、壁にトトロの絵を貼ったり・・・・と僕らは主に小さな子どもが喜んでくれるような猫バスを目指しました。

それから、壁や内装をクラス全員で仕上げ、なんとか無事に本番をむかえることができました。 斯文祭当日は多くの人が猫バスに訪れてくださりました。特に子連れの方がめだち、小さなお子さんが内装のクイズやまっくろくろすけなどに興味を持ち、楽しんでいた姿を見たときはとても嬉しかったです。 

最後になりましたが、猫バスを見に来てくれた方、そして斯文祭にお越しくださった方々、本当にありがとうございました。   2年4組一同

            製作過程の写真です。


(これは何でしょう?)
(新聞紙や木材で散らかっています。)
(後ろ側です。)

 バス停も作りました。

(入り口です。)

(中には学級旗を吊るしました。)

(これも夏休み中から頑張って創りました。)

終わり。