おススメ本の部屋へようこそ!

平成29年度より、おススメ本の部屋を開設しました。図書委員と図書部員が、おススメする本を紹介しています。
今後は1ヶ月に2回の更新を予定しています。(長期休業中はお休みします。)
校内の各所にも掲示していますので、興味や関心を持った人は、気軽に図書室に来て読んでみてください。貸し出し中なら予約も可能です!
 
おススメ本Ⅰ
12345
2019/07/16new

『きみといたい、朽ち果てるまで』 坊木椎哉

| by 図書担当

気味の悪さ:★★★★☆ 純愛度:★★★★☆

 舞台は、疎外された人々が流れ着く街・イタギリ。その希望なき世界で出会ってしまった少年と少女の恐ろしくも美しい究極のラブストーリー。

 読んでいて気持ちの良いものでは、なかった。むしろ終始グロテスクに描かれていた。しかし、その中にとても真っ直ぐな恋心も描かれていて、ホラー小説ではあるが、純愛小説でもあるように感じた。読み返すことによって、どんどん深みにはまっていく。非現実的であるのに現実的な世界観を感じさせられる。暑い夏のお供にいかがでしょうか。


09:45
12345
おススメ本Ⅱ
12345
2019/07/16new

『骨を彩る』 彩瀬まる

| by 図書担当

共感度:★★★★☆ 面白度:★★★☆☆

 この本は、5編からなる短編小説です。5つの物語は、一見別々の話のようですが、前の話で出てきた人物が登場したりします。どの話も何かを“喪失”しています。
 私はこの5つの物語の中で「ハライソ」という話が一番引き込まれました。この話は、ハライソというオンラインゲームで知り合った親友ヨシノに恋愛相談をされる浩太郎を描いた作品です。今までは他愛のない話しかしていなかったけど、突然5歳も年下のヨシノから異性の部屋に泊まることになったと相談されます。しかし、浩太郎はそうした経験はなく、年上として経験ある風のアドバイスをします。私は「ハライソ」を読んで、大人的な内容ですが、色々なことを考えさせられました。また、ヨシノの一言によって恋愛のことを考え出す浩太郎に共感しました。
 何かを失ったことがある人に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。


09:46
12345
おススメ本Ⅲ >> 記事詳細

2019/06/17

『君は月夜に光り輝く』 佐野徹夜

| by 図書担当

感動:★★★★★ 話題性:★★★★☆

 月の光を浴びると体が淡く光る不治の病「発光病」に侵された少女と、大切な人が死に、どこか投げやりに生きている主人公。少女へのお見舞いをきっかけに親しくなり、少女が死ぬまでにやりたいことを、主人公が代わりに手伝うようになる。少女の容態は次第に悪化し、二人の関係にも終わりが近づいたころ、主人公は少女から最後の願いを聞く。

 映画にもなっているので、知っている人も多いと思います。この本はラブストーリーです。しかし、恋愛のことだけでなく、人の死や生きることへの不安、悩みなど大事なことを伝えてくれる一冊だと思います。そして、この本は実際に読んでみないと伝わらないことばかりです。映画で見た人もそうでない人も、一度読んでみてはいかがですか?


09:41
おススメ本Ⅳ
12345
2019/07/16new

『東京の子』 藤井太洋

| by 図書担当

胸が熱くなる:★★★☆☆ 表現:★★★★☆

 この本は、パルクールのパフォーマーだった舟律令が、戸籍を買い別人になるが、東京でアイデンティティを取り戻すという話です。パルクールとは建物から建物へ飛び移ったり、高い所から飛び降りたりなどアクロバティックに移動することです。この本にはパルクールのシーンが多くありますが、距離感を数値で表す事によってイメージしやすくしている表現が、とても素晴らしいと思います。それと文章表現がすごく分かりやすいです。
 また、人身売買をしていた仮部を捕まえるようとする警察官の執念深さにも驚きました。


09:48
12345
おススメ本Ⅴ
12345
2019/07/16new

『トワイライト』 ステファニー・メイヤー

| by 図書担当

ファンタジー:★★★★☆ 恋愛:★★★★★

 この本は、人付き合いが苦手な主人公が転校するところから始まります。転校先では、人間離れした身体能力と容姿を持つ生徒がいて、主人公はその生徒のことが気になり調べ出し、やがてある真実にたどりつくという話です。
 この本では、吸血鬼と人間という普通ではありえない恋愛の話を楽しむことができ、とてもおもしろいと思います。そして、主人公がどんな選択をするのか、最終的にどうなるのかを考えながら読み進むことができます。


09:49
12345
おススメ本Ⅵ
12345
2019/07/16new

『幕末まらそん侍』 土橋章宏

| by 図書担当

感動:★★★★★ 笑い:★★★★☆

 この本は、安政二年(1855年)安中(群馬県)で行われた日本マラソンの発祥である“安政の遠足”に挑む男達の物語です。涙も笑いもあるスポーツ時代小説となっています。
 この本は五つの章に分かれており、僕が一番感動したのは五つ目の章の「風車の槍」です。この物語では、父を亡くした伊助という九つの男の子とその父のライバルであった又衛門を中心に物語が展開されます。又衛門は父の代わりに出る伊助を鍛えることにしました。そして、遠足当日に又衛門も出場し、一緒に走ります。そこでの仲間との絆や最後に起きる事件に、とても感動する作品です。


09:49
12345