おススメ本の部屋へようこそ!

平成29年度より、おススメ本の部屋を開設しました。図書委員と図書部員が、おススメする本を紹介しています。
今後は1ヶ月に2回の更新を予定しています。(長期休業中はお休みします。)
校内の各所にも掲示していますので、興味や関心を持った人は、気軽に図書室に来て読んでみてください。貸し出し中なら予約も可能です!
 
おススメ本Ⅰ >> 記事詳細

2019/10/11

『君がいるときはいつも雨』 山田悠介

| by 図書担当

切ない:★★★★★ 不思議:★★★★☆

 この本は、事故で両親とお母さんのお腹の中にいた弟を失い、孤独になった主人公の元に、雨が降ると小さな男の子が会いに来るという不思議な話です。
 小学校最後の夏休み、野球チームでピッチャーをしている主人公は、公園で一人壁当てをしていると、突然雨が降ってきた。仕方なく雨宿りをしていたら、そこに赤い傘を差した男の子が現れた。その日から主人公の不思議な夏休みが始まる。

 私は、この話を読んで初めは少し怖いと感じました。しかし、物語を読み進めていくと、主人公の家族に対する思いや心の内を知ることができ、だんだん物語の中に引き込まれていきました。


13:47
おススメ本Ⅱ
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2019/11/25

『ケーキ王子の名推理4』 七月隆文

| by 図書担当

恋愛:★★★★☆ 夢:★★★★☆

 この本は、スイーツが大好きな女子高生の有村未羽とパティシエを目指す最上颯人の物語です。パティシエのコンテストで優勝した二人は、優勝旅行でフランスへと向かいます。そこで、二人の前に世界一のシェフといわれるライバルが現れます。帰国後、高校の文化祭で、未羽と颯人の関係が進展していきます。夢に恋にと青春を感じられる一冊です。

 この小説で私が好きな場面は、颯人と未羽がフランスで、世界一のシェフ ルイ・デシャンと出会い、最初は勝つという思いしかなかった颯人が、最後にはとても大切なことを知ることができるところです。もう一つは、文化祭で起きた衝撃的な出来事です。気になる人は、1巻から読んでみてください。きっと、はまること間違いなしです!


15:49
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おススメ本Ⅲ
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2019/11/25

『夢見る帝国図書館』 中島京子

| by 図書担当

図書館の歴史:★★★★☆ おもしろい:★★★☆☆

 上野公園で出会った「喜和子さん」にある提案をされる私。その提案とは、「図書館を主人公に小説を書く」こと。しかし、その本が完成しないうちに喜和子さんは亡くなってしまう。私は、本を完成させるために、「としょかんこじ」の謎を追う。

 この本のおもしろいところは、本当に上野図書館を主人公に書かれている部分があることです。上野図書館の歴史を知ることもできます。喜和子さんの人生も、上野図書館の歴史も、どちらも面白いので是非読んでみてください。


15:49
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おススメ本Ⅳ
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2019/11/25

『音のない花火』 砂田麻美

| by 図書担当

リアリティ:★★★★★ 家族の絆:★★★★☆

 ある日突然、末期ガンと宣告された父と自分の気持ちに素直になれず葛藤する娘を中心に描かれた小説です。「エンディングノート」というドキュメンタリー映画から生まれたもう一つの物語であり、とても人間の心理をリアルに表現しています。
 例えば、父が末期ガンだと知った家族は、落ち込むわけでもなく、泣き崩れるわけでもなく、今まで通り父と接するのです。それぞれ内心はどう思っていたかは分かりませんが、私は、末期ガンだと宣告されても、症状がでていない限りその現実を受け入れることができなかったのかなと思いました。そして、いつまでも父に対して素直になれない娘の葛藤も、繊細で複雑でした。でも、家族の皆が常に前を向いていて、重たい内容ではないので気になったら、ぜひ読んでみて下さい。


15:50
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おススメ本Ⅴ
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2019/11/25

『本当は恐ろしいグリム童話』 桐生操

| by 図書担当

ホラー:★★★★☆ 世界の歴史:★★★☆☆

 “贅沢病”の白雪姫とその夫の王子は“死体愛好家”、「カエルの王子さま」の王女は“男嫌い”など、初版のグリム童話は、今のグリム童話とは似ても似つかぬ内容でした。そこには、グリム兄弟が生きていた当時の背景や、「これ、本当に子供に読ませるの!?」というような描写があります。癖がかなり強めの登場人物達が織り成す物語。

 私は、この物語を読んでグリム兄弟が生きていた当時の状況が分かり、世の中には色々な人がいるんだなと思いました。世界の歴史やホラーが好きな方にオススメです。


15:50
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おススメ本Ⅵ
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2019/11/25

『蛇にピアス』 金原ひとみ

| by 図書担当

過激度:★★★★★ 痛み:★★★★☆

 「スプリットタンって知ってる」この少し衝撃的な一言から始まる物語。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮明に描いた金原ひとみのデビュー作。
 ページ数は114Pととても短いので、あっという間に読み終えることができました。独特な世界観に引き込まれます。過激な表現の中にどこか共感できるところもあり、10代の今こそ読んでほしい本です。


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