スポンジの加工(スポンジタイヤの加工)

1.スポンジの接着

.スポンジ穴あけドリル

300mm×横300mm×厚さ20oのウレタンスポンジ2枚をシリコンで張り合わせ、50o×300oにノコギリで切断したものである。

スポンジにホイルを取り付ける穴をあけるためのドリル外径φ18.6、内径φ16(旋盤で自作したもの)刃先には焼入加工を施している

3.ボール盤でスポンジに穴あけ

4.スポンジを切断

前2.で紹介したスポンジ穴あけドリルを使いボール盤でスポンジに穴をあける。

穴あけの後、スポンジを50o×50oに切断する。ここではあまり精度は必要ない。

5.ホイルに両面テープを貼る

6.ホイルをスポンジタイヤに差し込む

ホイルに両面テープを貼り、前4.で作成したスポンジタイヤをホイルに固定する。
後で保護紙を剥がせるよう写真の様に折り目を付ける。

両面テープの保護紙を使い、要領よくスポンジタイヤをホイルに差し込む。

7.スポンジタイヤとホイルを接着

8.旋盤にスポンジタイヤを取り付けるためのジグ

両面テープの保護紙を破れて切れないように抜き取り、スポンジタイヤとホイルを接着する。

前7.で作ったホイル付きスポンジタイヤはチャックでつかめないので先端をテーパ状に加工した棒(写真左)をチャックでつかみ、そこにホイールの中ぐり加工をした側を差し込みます。

9.ジグの拡大写真

10.スポンジタイヤを取り付けたところ

リーマ加工した穴にはジグ(写真右)を用いセンタで押します。

写真はホイル付きスポンジタイヤを旋盤に固定したものである。

11.スポンジタイヤを切削している途中

12.切削完了後のタイヤ

回転数1800rpmで少しずつ希望の径になるよう、削ってゆく。

タイヤの両側は軽く面取りをしておく。

完成したタイヤ。