令和6年度 視覚支援学校サマースクール
2024年8月22日 15時18分8月20日(火) 13:00~15:50
「視覚支援学校サマースクール」を本校で開催しました。
中学生1名、高校生2名が参加してくれました。
最初にコミュニケーションを使うゲームをした後、弱視の大学生と社会人の方をお招きして、座談会を行いました。
[始まりの会]
[図形伝達ゲーム]
[「グラマ」というゲーム]
[座談会]
1つ目のゲームは、図形伝達ゲームでした。参加者は、コミュニケーションを取りながら描いて欲しい図形を相手に伝えました。みなさん、上手に言葉だけで図形の特徴を伝えていました。
2つ目のゲームは、「グラマ」(重さの感覚とコミュニケーションで楽しむ協力型ボードゲーム)でした。このゲームは4人で重さをそろえられたら成功!です。テーマは「遠足に持って行きたいおやつ」。自分の持っている袋の重さを「バナナ1本分です」「グミ1袋分です」などと例えた後、2番目に重そうな袋の重さにそろえます。コミュニケーションをたくさん取って、全員が同じ重さになるように調整するために、楽しみながら?苦しみながら?頭をフル回転させていました。
座談会では、大学生と社会人の方のリアルな体験談を聞くことができました。「大学のテストは基本的にタブレットだったよ」「大学によって配慮が違うから、初めに確認しておいた方が良いよ」「大学の全部の授業で友達を作って、ノートを借りていたよ」「大学で友達はこうやって作ったよ」「アルバイトでこんな失敗をしたよ」「パソコン入力はできるようになっていた方がいいよ」「職場ではこんな機器を使って仕事をしているよ」「化粧の確認はこうやってしているよ」など、たくさんのお話をしてくださいました。
中学生、高校生にとっては、卒業後の自分について考える、良い機会になったのではないでしょうか。