夢中になって

参考リンク:(坂高写真部製作)夢中になれるとき

夢中になれるとき

本校写真部製作「夢中になれるとき」のタイトルは撮影者と私が相談して付けました。
香川県高等学校総合文化祭の総合開会式に上映するスライドショーのために、写真甲子園へ向け、放課後の部活動を追いかけていた部員たちの写真をつなぎ合わせたものです。

「夢中になれるとき」は、彼女たちの撮った写真から、ただひたむきに放課後のときを過ごす生徒たちの想いが私に伝わってきて自然と浮かんできたタイトルです。そして、同時に夢中になってシャッターを切る彼女たちの姿も想像できるものでした。彼女たち自身も「夢中になれるとき」だったのです。
   *  *  *

「そうか、みんな夢中になれるときなんだ」

この発見は、今の若い人は「簡単にあきらめる」「自分で枠を作っている」などと批評する風潮がありますが、いつの時代も彼らは夢中になって何かを追い求めている、または追い求めたいと思っていることを再確認させてくれました。
もしかしたら、夢中になれないのは私も含めた大人たちなのかもしれませんね。

坂高写真部には夢中になれる”何か”があると信じています。部員たち一人一人のその”何か”を発見してほしいと祈りつつ・・・。

(2006.12.25)

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