坂出工業高等学校
学科紹介

●機械科


械科では、工業の各分野に関する知識と技術を習得させ、創造的な能力と実践的な態度を育てるとともに技術革新の激しい社会に対応できる人材を育成します。
1年次は基礎的・基本的な知識を学び、2年次からは機械コースと自動車コースにわかれて、それぞれの専門分野を学習します。
機械コースは産業の基盤である機械技術の基本に重点を置きながら、「設計→製図→加工→検査→製品」の一連の流れを「座学・実習」をとおして学習し、将来、社会に貢献できる機械技術者を育成します。
自動車コースは自動車の基本的な構造や機能、働き、整備技術などを学び、将来、整備技術のスペシャリストとして社会で活躍できる人材を育成します。また「第一種自動車整備士養成施設」の認証を受けているため3級自動車整備士試験の実技試験が免除されます。







●電気科


気科は学校の創立時に設置されました。この間大勢の人が卒業して全国の産業界で技術者として活躍しています。
[学習と実習]
1年次に学ぶのは一番大切な電気基礎や情報の基礎。2年次には電子技術と電気機器。3年次には電力技術とさらに進んだ電気の専門技術を学びます。電気科の実習や実験は各学年の学習進度に合わせて電気計測機器と電気部品を用いて色々な実験をします。さらに2年次にはインターンシップ、3年次には課題研究(実習)があります。
[進路]
就職では3年間学んだ電気技術を生かせる電力会社をはじめ製造会社や電気技術サービス会社などおもに県内の電気技術業界を中心に就職しています。進学では国公立大学工学部をはじめ私立大学工学部や専門学校へ毎年多数の生徒が電気技術をさらに深めるため意欲を持って進学しています。
[資格]
2年次には大半の人が第2種電気工事士の資格を取っています。さらに勉強して第1種電気工事士の資格も取得しています。
電気科を卒業して3年間の実務経験の後、第3種電気主任技術者の資格を得ることが出来る特典があります。多くの先輩達がこの恩恵を受けています。







●建築科

築科では、よりよい建築が創造できるような人間性豊かな技術者の育成を目指しています。

建築構造や建築計画といった専門教科のほかに建築製図や模型製作、木工などの実習に取り組んでいます。
本科を卒業することにより、建築技術者として活躍するために必要な一級建築士・二級建築士、一級建築施工管理技士といった資格受験に有利となります。







●化学工学科

学工学科は昭和38年4月に全日制課程に設置され、今日に至るまで地元を中心に技術者として活躍する多くの卒業生を輩出してきました。現在は、地球環境化学など化学の新しい分野のほか、実習、課題研究、学校外の工場や研究施設などの見学や、社会人講師による授業、インターンシップ、企業実習なども取り入れ、幅広い化学技術の習得に励んでいます。

資格取得にも力を入れ、危険物取扱者乙種4類はほぼ全員が取得し、同1類から6類全類も半数の生徒が取得しており、取得困難な甲種にも合格しています。また、ダイオキシン類関係公害防止管理者国家試験では、平成17、18、20、21年度と高校生としての合格者が全国1位となるなど、多くの資格試験取得に力を入れており、新聞などでも紹介されています。