生徒からの授業評価の結果について(報告)

香川県立善通寺西高等学校

平成19年12月実施

(授業評価)

 @:授業の説明が分かりやすい

 A:適当な進度で説明されている

 B:説明が聞きやすく黒板の内容が分かりやすい

 

(自己評価)

 C:必要に応じてシラバスを見たり、使ったりしている

 D:教材をきちんと準備して授業を受けている

 E:私語や居眠りをせずに授業に取り組んでいる

 

 

本校ではよりよい授業を目指して、教師の授業を評価する「授業評価」と生徒自身の授業に対する取り組みを評価する「自己評価」をすべての教科・科目において、年間2回実施しています。評価はすべての教科・科目に共通な項目と各教科の特性に応じた項目について、アンケート形式で4段階評価(4・非常によい、3・良い、2・良くない、1・非常に良くない)で点数化して調査したものを平均して、授業分析等の資料として各教科で使っています本年度、実施した授業評価と自己評価の結果うち、すべての教科・科目に共通している項目について、普通科目と工業科目(デザイン科の専門科目)、家庭科目(生活文化科の専門科目)に分け、学年別に報告します。授業評価の結果からは、授業はおおむね適切な進度で進められており、分かりやすい説明で聞きやすく、黒板の内容もよくわかっていることが伺えます。自己評価の結果からは、全体的にシラバスの活用が十分にできているといえないことがわかります。シラバスは学習の見通しをもったり、評価方法を確認したり、学習の記録や反省をし、きちんとした学習ができるように作成しているもので、きちんと利用するよう指導したいと思っています。特に、Eの私語や居眠りをせずに授業に取り組めているかという項目において、一部の教科で評価が3.0を切っているのが気掛かりです。この点については、今後、その原因を各教科や学科で分析し、次年度の授業改善に生かしたいと考えています。また、2年生と3年生を比較すると、授業評価、自己評価ともに全体的に3年生の方が高い。最上級生としての自覚はもとより、学習が進学や就職など卒業後の進路と密接に関係しており、授業を大切にしたいという気持ちが表れているものと考えています。