日誌

香社研の1日 その3

2016年2月22日 12時26分

28年度の全国大会の課題別研究会では、各郡市の先生方が他県の先生方とともに提案します。内容はもちろん、伝え方や雰囲気の作り方なども圧倒し、他県の参加者が「さすが香川だ!」と胸に焼き付けて帰ることをイメージしています。同時に、県内の先生方にも「一緒にやってきてよかった」「社会科の先生方ってすごいな」「自分もあんな先生になりたい」と感じてもらえることを願っています。

 

そのような全国大会の姿をイメージして生まれたのが研究フォーラムカップです。座って原稿をひたすら見ながら発表(音読)するだけでは、いい実践でも伝わりきらないことを感じたり、1枚の原稿、1分間のPRタイムで多くの人に「知りたい」「聴きたい」と思ってもらわなければ、参加者は増えず虚しい発表になってしまったりすることを肌で感じます。

その感覚は、翌年への強烈な課題となり、各郡市が新たなものを生み出し続けてきました。

 

昨日の1枚ものの原稿。新聞記事や映画のパンフレットのような工夫も生まれ、圧巻でした。

1分間のPRタイムには、動画やプレゼンが用いられるようになりました。毎年恒例の終了の合図。1分では足りず、無情にも終了の合図が流れる場面もあり、時間感覚の厳しさを全員で共有することもできました。

それぞれのブースでは、限られた時間の中で様々な発表の形式、提案性の高い内容の実践が次々と紹介されました。

 

結果は、金カップ(参加者が投票で選ぶ)が、なんと同本数。

高松北社研の牟礼北小学校古川先生と立候補枠の栗林小学校石橋先生のお二人の受賞となりました。銀カップ(講師が協議して選ぶ)は、三観社研の大平先生でした。

 

本当におめでとうございました。

 

受賞された先生方だけでなく、その他の先生方の実践も、全国に胸張って紹介できるものだと、講師で招いた四国3県の事務局長の先生方の話し合いから感じ取ることができました。

 

今回は、徳島、高知、愛媛から県を代表する5名の先生方を審査員としてお招きしました。全国大会当日に来ていただくだけでなく、1年前から「四国は1つ」という意識で動いてもらうための取り組みでもあります。

「愛媛大会の時にも、香川から多くの先生方に来ていただき・・・」という話もあったように、先生方のご実践と取り組みが各県への刺激となり、大会当日につながっていくものと思います。

 

提案された先生方をはじめ、陰で支えてこられたチームの先生方、早くから会場準備に携わっていただいた先生方、最初から最後まで厳しくも温かい目で見守っていただいた先輩方やOBの先生方、本当にありがとうございました。

 

事務局一同、不十分な所がありご迷惑をおかけしたところも多々あったと思いますが、見える所、見えない所で支えていただけたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

ありがとうございました。

様子は,右のアルバムやフェイスブックに掲載しています。
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