香川県立香川中央高等学校 校長 宮滝寛己
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本校は昭和62年4月に大野の地に開校し、今年で創立38年目を迎えます。開校当時、香川県香川郡香川町に設置された唯一の高等学校として、また、香川の中心に位置する学校として、香川中央高校と命名されました。
開校以来、文武両道をめざす普通科高校として着実に実績を積み、既に1万名を超える卒業生が県内外で活躍されています。本校のすぐ西を流れる香東川の清らかな流れと、飛ぶ鳥の翼をイメージした校章のとおり、未来に向かって羽ばたくがごとく、生徒たちは勉学や部活動に励み、毎日活気に満ち溢れた高校生活を送っています。
学習面では、平成23年度に生徒一人ひとりが自分の個性を伸ばせるようコース制を導入し、ここ数年は国公立大学に毎年30名以上が合格しております。令和5年度には、コース制導入後最多となる42名の合格者数となりました。また、私立大学や短期大学、専門学校への進学のほか、民間企業や公務員への就職など、それぞれの進路目標を達成しています。普通科としての基礎・基本の上に、各コースの特徴を生かせるよう教育課程を編成し、生徒たちはそれぞれの夢に向かって熱心に学習に取り組み、その努力が成果となって表れています。
部活動は創立以来、運動部・文化部ともにたいへん盛んに行われています。 特に運動部の全国大会出場生徒数は、ここ数年、県内公立高校普通科ではトップクラスを維持しています。ハンドボール、レスリング、ウエイトリフティング、陸上ではこれまで全国優勝を果たしており、そのほか数多くの競技で全国入賞するなど、県下の運動部のリーダー的存在ともなっています。令和5年度には、ハンドボール部男子とウエイトリフティング部が女子団体・個人でインターハイ優勝という快挙を成し遂げました。また、ホッケーやアーチェリー、なぎなたなど、他校ではあまり経験することのできない魅力的な部活動もあります。
また、文化部の活動も活発で、各種大会で好成績を収めており、地域と連携して地元の行事やイベントにも参加し、日頃の練習成果を披露しています。 来るかがわ総文祭2025に向けても更なるレベルアップを図っているところです。
生徒たちは、学習と部活動や生徒会活動、学校行事などに全力をあげて取り組み、将来、国際的視野に立って地域社会に貢献できる、心身ともにたくましい調和のとれた人物となるべく、日々努力を続けています。
今後とも、本校の教育活動にご理解、ご支援を賜りますようお願いいたします。
令和6年4月1日