一. さぬきの富士の秀嶺を
    朝な夕なに眺めつつ
    瀬戸の内海の水清く
    育まれゆくうれしさよ

二. 開けゆく世におくれじと
   学びの業やたまぼこの
   道のおくかをたづねつつ
   共にいそしむたのしさよ

三. 井上女史の残されし
   教はしるし永久に
   婦女の鑑と仰ぎつつ
   心をみがくたのしさよ
       
丸亀高等女学校校歌
『さぬきの富士の』
忌部 正幸 作詞
末沢 信夫 作曲
丸亀高等女学校校歌
『讃岐の富士の』


一. 讃岐の富士の朝ぼらけ 丸亀沖の夕月夜
   あけくれ身をばきたひつつ
   はげむもたのし吾等みな
   軒端に近き城山の松の翠を吹く風に
   心の塵を払はせていよよみがかん智を徳を

二. 桐の花咲く井上の高き梢を仰ぎ見みて
   庭にあふるる真清水を
   掬ぶもうれし少女どち
   共に誓ひて学びやの訓を胸に刻みつつ
   をみなの道をふみゆかん 至誠は神の如くなり


          


   校歌   丸中校歌   丸女校歌   応援歌        
堀沢 周安 作詞
若狭万次郎 作曲