後期遠足
淡路島に遠足に行きました。
さぁ、出発です
たこせんべいの里の前で
保存されている活断層
秋晴れの中、全校生徒がバス2台に分乗して淡路島に行きました。
まずトイレ休憩を兼ねて立ち寄ったのが淡路市にある「たこせんべいの里」です。ここは工場見学、販売コーナー、休憩コーナーがいっしょになった施設です。休憩コーナーでは無料の飲物もありました。生徒たちはお土産を買ったり、せんべいを試食したりして過ごしました。
30分の休憩の後、北淡震災記念公園を訪れました。ここは平成7年の起きた兵庫県南部地震の被害を後世に伝えるために出来た施設です。中でも野島断層保存館は地震で地表に現れた活断層をありのままに保存しており、地震の凄まじさと脅威を感じることができました。
いまからおよそ18年前に起きた地震と言うこともあり、生徒の大半はまだ生まれていませんでした。しかし、政府の地震調査委員会発表では南海トラフ地震が10年内に発生する可能性は20%もあるということです。そういった中で私たちに出来ることは、先ず正しい知識を持つこと。その上で非常時のための備えをしっかりとすることです。
本校では7月の起震車体験に続いて11月の遠足で防災安全教育の一環としてこの震災記念公園をおとずれました。
昼食後セミナーハウスで「震災の語りべ」の森康成さんより体験談を聞きました。森さんは震災当時淡路農業高校にお勤めでしたが、ご自宅が全壊の被害に合われたそうです。地震の被害を撮影したビデオを英語クラブで編集し英語の字幕をつけた作品を作り、いろんな人たちに地震のことを知ってもらう活動をしているそうです。
森さんは、今日ここで見聞きしたことを家族の人たちに話をして話を共有してほしいとおっしゃっていました。
起震車体験
お弁当の後で
語りべのお話を聞きました
活断層の上で
記念撮影
震災がそのまま残されたメモリアルハウス