平成22年度 第1学期 始業式 校長講話

新しい学年の目標を、しっかりと立てましょう

始業式校長講話

 皆さん、おはようございます。

 平成二十二年度、 新しい年度が始まりました。それぞれに進級し、三年生、二年生になりました。新鮮な気持ちで、新学期を迎えていることでしょう。

始業式校長講話

 明日は、入学式。皆さんは、一年前、二年前の入学式のことを覚えているでしょうか。緊張と期待で一杯だったことでしょう。あのころの気持ち、頑張るぞという気持ちを持ち続けていますか。新しい学年のスタートに当たり、本校に入学して、自分はどのような目標を立て、自分がどのように変わったのか、是非振り返って欲しい。そして、自分自身の、一年間あるいは二年間の変化を自分で確認した上で、新しい学年の目標を、しっかりと立てましょう。
学習目標、部活動の目標、家庭生活の目標。それぞれに、自分の成長や変化をしっかり掴んだ上で、目標を決めて欲しい。大きな目標が決まったら、目標をを実現するために、毎日、具体的に何に取り組めばよいか、実践する内容も考えて欲しい。

「今ありて」の曲に想う

始業式校長講話

 今年も選抜高等学校野球大会が、先日幕を閉じました。テレビで観戦した人も多いと思います。開会式で演奏される大会歌を、皆さん知っていますか。阿久悠作詞、谷村新司「今ありて」という曲です。メロディを聴けば、あの歌かと知っている人も多いと思います。

始業式校長講話

 その歌詞、一番と二番の最後に部分です。
「今ありて、未来も扉を開く。今ありて、時代も連なり始める。」曲名にもなっている「今ありて」が二回繰り返されている部分です。私は、この部分が大好きです。
 この歌詞を、皆さんはどのように受け止めますか。作曲した谷村新司さんは、「今という時間は二度と戻らない。今という瞬間を精一杯過ごさなければ、明日につながらない。今というこの瞬間を大切にして欲しい。」こんな風に言っています。
 今という、この時間を大切に過ごしてこそ、皆さんの未来は扉を開く。今というこの時間を大切に過ごしてこそ、皆さん自身の皆時代が積み重なって、皆さんの歴史を作っていく。
 そんな意味だと思っています。

今という瞬間を大切に

始業式校長講話

 新しい学年の目標が決まり、目標実現のため、毎日の具体的な行動が決まったら、是非「今ありて」の歌詞のように、今という瞬間を大切にして、皆さん一人一人の未来の扉を開いていって下さい。
 私も、坂出高校という学校で、今を大切に頑張っていきたいと考えています。

 

 皆さんの新しい学年での活躍を期待しています

校長 岡部 健
(2010.04.06)

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