
生徒会長挨拶

「夢が人生をつくる」
今年、高松桜井高校は創立30周年を迎えました。大きな節目である年に生徒会長として就任でき、この記念誌で挨拶できることをとても嬉しく思います。
さて、創立30周年ということで30という数字に縁がある人を調べると、野球の大谷翔平選手が我が校と同じく30歳でした。大谷選手のことを知らない人はいないと言えるほど、彼は世界的に有名な人ですね。大谷選手は現在、メジャーリーグに所属しています。メジャーリーグは世界で一番野球のレベルが高い所だと言われています。その中で、大谷選手は2023年のホームラン王に輝いたことは記憶に新しいことだと思います。また彼は足が速く、盗塁においても右に出るものはいないと言われています。そして、「打者」と「投手」の両立、いわゆる「二刀流」は彼の代名詞といっても過言ではないでしょう。しかし、その二刀流への道は簡単なことではありませんでした。ドラフト会議で「日本ハムファイターズ」に指名され、栗山英樹監督の指導のもと二刀流は始まりました。ところが、入団後プロ野球に関わる多くの人たちから、「二刀流は無理だ。」「プロ野球を舐めている。」と言われたそうです。それでも大谷選手は諦めませんでした。彼は後のインタビューにて、「二刀流が無理だと言われた数は数えきれない。でも、二刀流が無理だと思ったことはない。」と語っています。ここで私の好きな大谷選手の名言を紹介したいと思います。「人生が夢をつくるんじゃない。夢が人生をつくるんだ。」これは大谷選手が高校生の時に書いた「人生の目標シート」に書いた言葉です。私たちは、今この高松桜井高校で夢を追いかけている途中です。夢は人生の指標となります。夢を追いかけている時に多くの挫折を経験することもあると思います。それでも諦めずに努力することで夢が叶うということを大谷選手は私たちに教えてくれました。
これからも、高松桜井高校の発展と笑顔が尽きないことを願い、結びといたします。
生徒会長 池田 侑我