9月1日 2学期のスタートにあたり、さまざまな行事が行われました。まずは離任式。これまで西高でご尽力いただいた先生から、生徒たちへメッセージをいただきました。先生の思いに触れ、在校生から感謝の気持ちを込めて花束を贈呈しました。


続いて行われた表彰伝達式では、部活動で活躍した生徒たちに、表彰状やトロフィーが手渡され、その頑張りに拍手が送られました。

始業式では、校長先生から総文祭への参加や協力に対する感謝の言葉と、新学期に向けての心構えについてのお話がありました。

また、防災講話では、災害時にどう行動すべきかを改めて学びました。

最後に、生徒会長からのお知らせもあり、生徒主体の活動がますます活発になる予感がする2学期のスタートになりました。

酷暑の中、多数のご参加、ありがとうございました!短い時間でしたが、西高が「どんな学校なのか」見たり聞いたりできましたか?西高の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。
昨年度から、熱中症対策のため説明会を教室で行ったり、西高生の「生の声」を届けるために「西高生との懇談会」を行ったりしていましたが、今年はそれに加えて、全ての参加者が同じ時間帯で参加できるように日程や会場を工夫し、MDP・DX発表会やドローン体験会なども実施しました。初めての試みでしたので、運営面でご迷惑をお掛けしたところもあるかもしれませんが、何事も挑戦しなければ進化できないと思いますので、これからもいろんなことにチャレンジしていきたいと思います。


もうすぐ2学期が始まります。中学3年生のみなさんにとっては、進学先を決めたり受験勉強をしたりと、忙しい日々が続くかもしれません。それでも、「残り半年の中学校生活を楽しむ」ことは忘れないでくださいね。みなさんが充実した時間を過ごせるよう願っています。
それでは、また西高でお会いできるのを楽しみにしています。
8月7・8日に希望生徒25名がDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する学びを深めるため、データサイエンスや情報工学などの理工系分野を学べる、4つの大学を訪問しました。各大学では最先端の研究や教育内容について説明を受け、生徒たちは進路選択や将来のキャリア形成に向けて、貴重な学びの機会を得ることができました。
1日目AM 関西学院大学 神戸三田キャンパス
生命環境学部 生命医学科の関 由行先生による「生まれで決まること、育ちで決まること〜遺伝と環境の相互作用〜」という講義では、遺伝と環境が与える影響について、専門的な視点からわかりやすく解説していただきました。大学での学びに必要な姿勢や考え方についても触れてくださり、生徒たちにとって大変有意義な時間となりました。

昼食は学食で、それぞれが自由にメニューを選び、大学生活の雰囲気を味わいました。

1日目PM 立命館大学 大阪いばらきキャンパス
情報理工学部の橋口 哲志先生より、学部での学びや研究内容についてご説明いただきました。コンピューターを「ユーザー」として使いこなすのではなく、「クリエイター」として新たな価値を創造する学びが展開されていることを知り、生徒たちは大きな刺激を受けました。

施設見学では、最新鋭の設備や研究環境、洗練された学習スペースなどに触れることで、まるで“近未来”の施設を見学しているような感覚を覚えました。研究体験では、4回生が数ヶ月で完成させたゲームのデモを体験しました。VR技術を活用したもので、ゲームの世界に入り込んだような感覚で、生徒は夢中になってプレイしていました。高校時代にはプログラミングの経験がほぼなかった学生たちが制作したとは思えないほどの完成度の高さに驚かされました。

2日目AM 滋賀大学 彦根キャンパス
データサイエンス学部の姫野 哲人先生による模擬授業を受講しました。講義ではデータサイエンスについて、実例を交えながらわかりやすく説明していただきました。データは使い方次第で誤った誘導にも繋がるため、目的や対象を明確にした上で活用することが不可欠であると学びました。
また、模擬授業後にはデータサイエンス学部の学生との交流会もあり、大学生活や自身の進路選択に関することなど、率直な質問に答えていただきました。学生の声を聞くことで、大学での学びをより具体的にイメージすることができました。

2日目PM 大阪工業大学 枚方キャンパス
情報システム学科の水谷 泰治先生によるプログラミング実習を体験しました。プログラミングを学ぶ意義についてお話しいただいた後、未完成のプログラムを完成させる過程を実際に経験することができました。
VR室の見学では、情報メディア学科の河北 真宏先生から研究内容のご説明をいただき、実際にその一部を体験しました。仮想空間を活用した先進的な研究に触れることで、情報技術がもたらす新しい表現やコミュニケーションの可能性を感じることができました。
新設されたDXフィールドの見学では、樫原 茂先生より、実世界情報学科での学びの一つである「プログラミングドローン」についてご説明いただき、実際に体験しました。デジタル技術が現実世界とどのように融合し得るかを学ぶことができました。
未来の社会を支える技術の最前線に触れ、生徒たちは大きな刺激を受けました。


今回のDXツアーを通じて、生徒たちはそれぞれの分野における最先端の学びに触れ、進路や将来を考える貴重な機会を得ることができました。
お忙しい中、温かくお迎えくださり、充実したプログラムをご提供いただいた各大学の先生方・学生の皆様、そして準備や運営にご尽力くださった大学職員の皆様に、心より感謝申し上げます。