【バイバイ(倍々)サッカー】
内容的支視点
(技術認識)
相手・自分・味方・スペースの位置など状況を考えてプレーすることができる。また、チームの特性にあった、相手チームの特性を考えた攻めや守り方を考えることができる
−− (運動技能)
正確に止めたり、ドリブルしたり、キックしたりすることができる。また、状況に応じて、ボールを止めたり、ドリブルやパス・シュートをしたり、動いたりすることができる
(社会的行動力)
チームや友達の特徴を知り、練習方法や作戦について話し合ったり、課題解決に向けて協力して練習したり、楽しくゲームをすることができる

方法的視点

○ 既存のサッカーのルールなどにとらわれずに、サッカーの楽しさを感じさせ、技能を伸ばしたり、作戦を考えたりすることができるようにする

○ 学習の効率化と意欲づけのためのオリエンテーションの工夫
・ルール、練習方法、技のポイント、学習の流れを示す
○ 技能の伸びを考えたゲームの工夫
・全員にボール、練習のゲーム化、ミニコートでのゲームなど蝕球数をふやす
○ 全員が参加できるゲームやルール・コートの工夫
・ミニコート、グリッドコートでゲームするため、動かなければならない、動きやすいものにする
○ 自分のチームの課題に気づき、課題解決に取り組める工夫
・学習カードの工夫やゲームの反省、相手チームのよさ探しなどで課題をつかみやすくする。また、練習方法や助言を工夫する

【バイバイサッカーの基本ルール】  

※ 試合開始や得点後のキックオフは中央から
※ アウトオブボール
・サイドライン・・・出たところからキックイン
・ゴールライン・・・相手が出せばゴールキック、味方が出せばコーナーキック
※ ファールがあった場合には、その場からフリーキック
※ キックオフやキックイン・フリーキックなどのとき、相手は4〜5m離れる
※ 得点はフルコートのゲーム以外はコーンの高さとする
※ オフサイドはなし、ただし、待ち伏せは避けるように指導する
※ フルコートのゲーム以外はキーパーはなし。ただ、ゴール前に張り付いて守らないように指導する
※ 時間は、ゲームの形式によって柔軟に。最後の大会は全後半あわせて12分
※ 危険な場合に限り、胸から上のボールは手で叩き落してもかまわない

【コートや用具】

※ コートは人数やチーム数によってフルコートを区切る。実態に応じてグリッドコートを利用する
※ ゴールは、フルコート以外はコーン(ハードル)
※ ボールは、ドッヂボールも含めて一つ一つが原則
※ チーム意識を高めるため、効率よく学習を進めるためビブスやゼッケンを利用する

【人数】

※ 1チーム6〜8人(実践では男女混合、7人の等質グループ)
8分の1コート・・・1対1 2対2
4分の1コート・・・2対2 4対4

ハーフコート・・・4対4 8対8
フルコート・・・8対8

教材化について  単元化について