教室に檸檬🍋を置いてキターッ!!
2023年6月1日 17時53分こんにちは、こんばんは。梶井基次郎の大ファン!な北中高図書館です。
「あ、そうだそうだ」その時私は袂の中の檸檬を憶い出した。本の色彩をゴチャゴチャに積みあげて、一度この檸檬で試してみたら。
『檸檬』(梶井基次郎/青空文庫より)
今日は高3生の国語の授業におじゃましてきました。
梶井基次郎「檸檬」の一場面を、図書館の画集などを使ってみなさんで再現してくれました!
画集、辞書、教科書。ありったけの本を積み立てて、最後に先生の用意してくださったレモンをそっと乗せると……
見事に小説の世界が再現されていませんか?この不均衡な感じが良いです。
今日だけ、教室は丸善になりました🍋
梶井基次郎は肺を病んでいて、それが関係してかしないでか、明日をもしれない心地の小説をいろいろ書いています。繊細で美しい文章も魅力です。
図書館的には『Kの昇天』『櫻の樹の下には』など、おすすめです🌸すべて短編なので、すぐ読めます。
梅雨時で、得体の知れない不吉な塊が心をおさえつけるシーズンかもしれませんが、たまには本の世界にトリップしてリフレッシュしましょう〜。