北中ブログ

1年生 GS

2021年3月22日 09時05分

 1年生は、石の民俗資料館へ地域探訪に行ってきました。

 テーマは「庵治・牟礼の弥生時代」です。

 庵治町に所在する「だんべら遺跡」と牟礼町で発掘調査が行われた「原中村遺跡」より出土した遺物を中心に、弥生時代を代表する青銅器などの資料が展示されていました。

 ところで、刃の根元を柄の先端に「差し込む」のが剣で、刃の根元がソケット状になっていて、柄の先端に「かぶせる」のが矛だそうです。

 鍛造技術が未熟で、鉄より強度が低い青銅が主流の弥生時代では、矛の方が作りやすかったとか。

 今自分達が通っている学校のすぐ近くで行われていた先人たちの工夫の跡に、生徒達も感心しているようでした。

 1年生のGSでは、地域の伝統や文化・歴史についての理解を深め尊重する態度を身に付けることを目的としています。
 この日の経験も、ぜひ、これから先の学習で生かして欲しいと思います。